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WHS2011 販売とサポート終了日について~製品に対する思いも


2011年5月21日にリリースされた家庭向けサーバOS「Windows Home Server 2011」を使い始めて2年とちょっと経過しました。
既にご承知だと思いますが、WHS2011は今月末でDSP版の販売が終了となります。
今回はWHS2011 DSP版の販売とサポート、そして、WHS2011に対する思いを少し書いてみたいと思います。

WHS2011の販売について

WHS2011 DSP版の販売は
今月12月31日(火)
までとなります。
同じWHS MVPでいらっしゃる「鳩の谷の街へ ようこそ」の管理人様が販売に関する記事を先日リリースされてました。
Windows Home Server 2011 の販売も収束の方向な感じです。
やっぱり寂しくなっちゃいますね。

WHS2011のサポートについて

WHS2011のメインストリーム サポート終了日は
2016年04月12日
となっており、残り2年と4か月は使えます!
image
http://support.microsoft.com/lifecycle/search/default.aspx?sort=PN&alpha=Windows+Home+Server+2011&Filter=FilterNO

これほど魅力的なプロダクトは今までになかった!

(自分にちょうどいい)家庭で使えるWindows Serverはないのかな~?とずっと思い続けていたところ、WHS2011に出会いました。
WHS2011は、インストール直後に少し設定を行うだけで自分が使いたい優れた機能・サービスがすぐに使え、また、(基本機能を使うだけなら)深い知識が不要※なOSです。
※マイクロソフトが作成したWHSv1の説明パンフレット「ママ、どうしておうちにサーバーがあるの?」のサブタイトル「お子様が家庭用サーバーを理解するために」というぐらいですからね。

「ママ、どうしておうちにサーバーがあるの?」でMSが訴えたいこと
ファイルサーバがすぐに使え、クライアント・バックアップもリモートWebアクセスも使える!それと、DLNAも!
Drive Extender(DE)は残念ながら搭載されませんでしたが、国産仮想ストレージ「VVAULT」を筆頭にサードパーティのDEアプリケーションの存在があり、WHS2011に欠かせないアドインです。

VVAULT® - システム管理者のお悩みを解決するストレージ管理の決定版 -
WHS2011は、非常に優れたOSである反面、複雑な作りのためか「ダッシュボード以外を手動で設定するとすぐグズッてしまう」一面もあります。裏を返せば、普通に使えばド安定なOSです。
そんなWHS2011を触れば触るほど魅力に惹かれ、知識・経験を少しづつ習得した得た結果、自身の環境が一気に変化しました。

例えば
  • イベントでの登壇
  • 神様と呼んでもおかしくない方々との出会い
  • 大手ITサイトへ記事を寄稿
  • Microsoft MVPの受賞
  • Microsoft米国本社で開催されたGlobal Summitに参加
  • WHSを愛する海外のGEEKな方々との出会い
など、たった一つのプロダクトを好きになっただけなんですけどね。

これからは(なくなりはしないと思います)オンプレミスなサーバが少なくなっていく可能性が高いため、第3世代Widnows Home Serverがリリースされるかは全く分かりません。
※可能なら出てほしいし、出たら買います!
製品の販売は終了してしまいますが、WHS2011のテクノロジーはWindows 8/8.1やWSE(Windows Server Essentials)に引き継がれており、今後はこれらプロダクトにフォーカスを当てていきたいと思います。
WHS2011に出会って、本当によかった!