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Windows Server Essentials のAzure Backup Agentをアップグレードする

つい先日、SQL ServerやSharePoint、Exchange、VMのバックアップが可能な”Microsoft Azure Backup Server”がリリースされました。
バックアップが出来ない、から、出来るに変化するアップデートはユーザーとして非常にうれしい限りです。

こちらに合わせてか、Windows Server 2012 R2 Essentialsのダッシュボードに「新しいバージョンの Microsoft Azure Backup Agent を利用できます」の通知が来ました。
今回は、Windows Server 2012 R2 EssentialsにインストールされたMicrosoft Azure Backup Agentをアップデートする手順をメモ。
手順は非常に簡単です。

バージョンが古いとダッシュボードに警告が出ます

Windows Server  2012 R2 Essentialsのダッシュボードを開くと
新しいバージョンのMicrosoft Azure Backup Agent を利用できます
の通知が表示されます。

現在インストールされているMicrosoft Azure Backup Agent のバージョンは2.0.8719.0です。

Microsoft Azure Backup Agentをアップグレードする方法

アップグレード手順は非常に簡単です。
  1. ダッシュボードの解決方法に書かれたURLにアクセス
    http://go.microsoft.com/fwlink/p/?linkid=229525
  2. ページ下段の「Download the latest Azure Backup agent」リンクをクリックし実行ファイルをダウンロード
  3. 実行ファイルを実行
  4. 「バックアップ中にアップグレードするとジョブが失敗する」警告メッセージがあるので、ジョブを一度確認、実行されていなければ次へ

  5. Microsoft Azure Backup Agentを使用するため必要なソフトウェアをチェック、2種類とも利用可能なrばアップグレードを開始
    • Microsoft .NET Framework 4.5
    • Windows PowerShell


アップグレード後のバージョンは2.0.9022.0でした。


2016.01.20 加筆
Microsoft 公式ブログの一つ「Ask Core」でエージェントのアップグレード手順が説明されていました。
MARS (Microsoft Azure Recovery Service) エージェントのアップグレード方法について
余談:アドインはアップグレードしなくていいようです
Windows Server 2012 R2 EssentialsではダッシュボードからMicrosoft Azure Backupを操作するためのアドインが提供されています。
初めてアドインをインストールすると同時にMicrosoft Azure Backup Agentもインストールされます。

今回のようなMicrosoft Azure Backup Agentをアップグレードする際、アドインもアップグレードしなければならないのか?が気になりました。
ここ数回Microsoft Azure Backup Agentの新しいバージョンがリリースされたタイミングでアドインのバージョンを調べた限り、バージョンの変化はありませんでした

結果論になりますが、Microsoft Azure Backup Agentをアップグレードする事とAzure Backup用アドインをアップグレードする行為は別々のようです。