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Windows 10 Build 14271でPowerShell Workflowを実行するとConhost.exeがクラッシュする

先日リリースされたWindows 10 Build 14271においてPowerShell Workflowを実行するとConhost.exeがクラッシュする問題に遭遇しました。
この問題が発生した場合はレジストリを変更する事で解決できます。

2016.03.07 Build 14279において本件は修正されました。

PowerShellWorkflowを実行するとエラーが発生

非常に簡単なPowerShell Workflowを書き実行したところ、「PowerShell は動作を停止しました」が表示されました。
Workflowなため、プログラムを終了しても連続でエラー画面が表示されます。


イベント ログを見てみると
  • アプリケーション名 Conhost.exe
  • モジュール名 ConhostV2.dl
がクラッシュしてました。

対処法

モジュール名のV2をキーワードに調べてみたところ、「Sekai 雑記」さんのブログ記事にから得られました。
貴重な情報、ありがとうございます。
Windows 10 Insider Preview Build 11082 で PowerShell が動かない問題を回避する方法

HKEY_CURRENT_USER\ConsoleのForceV2の値を1→0へ変更します。
#Get Property
Get-ItemProperty -Path HKCU:\Console -Name ForceV2

#Change Value
Set-ItemProperty -Path HKCU:\Console -Name ForceV2-Value 0

レジストリ変更後、PowerShell Workflowを実行すると問題なく動作しました。


次のBuildで治るまで、一時的にレジストリを変更したままPowerShell Workflowを使う予定です。

2016.02.28 加筆
PowerShellの設定項目から簡単に変更出来ることが分かりました。
レジストリを変更するよりも簡単なので、こちらをおススメします。
PowerShell でConhost.exeがクラッシュする場合は[従来のコンソールを使う]を有効にする | 元「なんでもエンジニ屋」のダメ日記
余談:以前のBuildでもForceV2を無効にすればいいそうです
以前のBuild 11082において、PowerShellが起動できない問題があったようで、この際も同レジストリを無効にする事で問題を解決できたようです。
Build 11082 で PowerShell が起動できない問題