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Windows Server Essentials クライアントPCにルート証明書をインポートする方法

Windows Server 2012 Essentials のドメインに参加したクライアントPCに銀行や保険会社から提供されるルート証明書をインポートする機会がありました。
手順書の通り行うもルート証明書のインポートに失敗する事数回・・・
今回は、Windows Server Essentials クライアントPCにルート証明書をインポートする方法をメモ。

問題

銀行や保険会社から提供された手順書を元にルート証明書 ファイルをダブルクリックし[証明書のインストール]ボタンをクリックしました。
例として、三菱東京UFJ銀行さんの手順書は以下のようになっています。
https://bizstation.bk.mufg.jp/info/pdf/rootca_install.pdf
手順書の⑤~⑧を実行すると見た目はインポートに成功したかのように表示されますが、実際にはインポートに失敗していました
インターネット オプションの証明書画面を見ると該当のルート証明書がないわけです。

ルート証明書をインポートする方法

この場合、Microsoft 管理 コンソール(Microsoft Management Console)から証明書をインポートする事で解決できました。
  1. 管理者権限で mmc.exe を実行
  2. [ファイル]→[スナップインの追加と削除]をクリック
  3. [利用できるスナップイン]画面から[証明書]を選択、[追加(A)]ボタンをクリック
  4. [コンピューター アカウント]を選択し[次へ(N)]ボタンをクリック
  5. ローカル コンピューターが選択されている事を確認し[完了]ボタンをクリック
  6. [利用できるスナップイン]画面の[OK]ボタンをクリック
  7. インポート先を選択しルート証明書をインポート
Windows Server Essentials のドメインに参加したクライアントPCにルート証明書をインポートする時はMicrosoft 管理 コンソールを使う事を是非覚えておきたいですね。