記事を読んで、数年前に比べてフリーアンチウィルス勢が高評価なのがうれしいですね。
以前はAVGとAVASTがフリーではかなり有名でしたが、2009~2010年ではComodoやEmsisoft(a-squaredの会社)が出てきましたので。
フリーとは反対に、上位を除いた商用アンチウィルスには、是非頑張ってもらいたいですね。
お金を払っている 以上、検出率&アップデート頻度でフリーに負けないようにしてもらいたいものです。
以下は、記事を読んで思った感想です。
※独立系のウイルスソフトテスト機関AV-Comparativesの2009年11月版の検査結果と比較して感想を書いてみました。
- F-SecureとKasperskyはさすがの結果
フィンランドのF-SecureとロシアのKasperskyについては、順当な結果!
特にいうことはないです。
あるとすれば、F-Secureは管理画面を含めてもっと軽くしてほしいですね。
Kasperskyは全体的に文句なし!
- フリー勢が検討
先日Windows2003でComodo社アンチウィルスが動作する記事を書きましたが、全体で6番目、フリーソフトでは2番目に順位をつけていますね。
a-squared Freeがフリー勢でトップですが、リアルタイム検出できないので常用で使うことを考えればアップグレードするかComodoを使った方がいいと思います。
※アップグレードするぐらいなら、Kasperskyにするかな~
- ウィルスバスターも思ったより検討
ウィルスバスターが思ったよりも検討していますね。
2005年の定義ファイルの不具合で官公庁や大企業に大ダメージを与えたあたりからダメダメの烙印を押されていたんですけどね。
※当時トレンドマイクロの女性社長がごめんなさいしていたのを思い出します。
最近は安売りイメージが私の中であり(3年で3台までOK、それで1万円未満だったはず)、買ってみようかなと思ったんですが、amazonのウィルスバスター2010のレビューにお金を払っているのにポップアップ広告がウザいって投稿がありました。
これ見た瞬間に萎えました!
安く提供する代わりに広告・・・分からなくもないけど、せめてCPUがガンガン稼働している状態で広告だすのはよしましょう。
ユーザに嫌われます!いや、もう嫌われているか・・・
- Symantec Nortonは残念な結果
かなり残念だったのが、老舗Nortonがダメダメだったことですね。
重すぎNortonも2010で劇的に軽くなりUIも以前よりもよくなったんですが、検出率は以前から改善されてはいなかったようですね。
AV-Comparativesでも結果がよくないので、記事に書かれているテスト結果の信ぴょう性は高いと思います。
- MSEはどうしようもないのか・・・
Microsoft Security Essentialsは他アンチウィルスソフトに比べて自動アップデート周りで遅れをとっていると思っています。
自動アップデートですが、
- アップデートの頻度が一日に数回程度
- 自動アップデートはWindowsUpdate経由のため、ほぼ手動でやらないとダメ
※私はバッチを組んで1時間に1回アップデートするようにしています。
テストのタイミングにもよるかもしれませんが、アップデートの問題でウィルスにヤラレル隙を作っているのは確かかもしれません。
※エンジン自体がショボイ可能性もありますが。
MSEに関しては、テストで数カ月使っており、Webサイト内の悪意あるスクリプト検出や共有フォルダアクセス時にちゃんとアラートを出していましたので、個人的にはいいと思っています。
Live One-Careの時は話にならないレベルでしたが、MSEに関してはAV-Comparativesでもある程度評価が高いです。
なので、記事に書かれている内容を鵜呑みには出来ないですね。
- K7 Computingは論外(個人的感想ですよ)
K7 Computingは、皆さんご存じのソースネクストのウィルスセキュリティZEROのこと。
もともと検出率が悪く、誤判定しまくるソフトで有名なのでダメな結果は順当だと思っています。
※友人の数名が使っていましたが、やはり誤判定して困っていると言ってました。
使っているOSがサポートされている限り、更新料0円で使用できる!
日本語化されている!
サポートも受けられる!
入れないよりはまし!
など初心者には良さげに見えますが、実際にインシデントが起きる確率が高いならば他アンチウィルスソフトに切り替えた方がいいと思います。