ThinkPad USBトラックポイントキーボードを英語KBDとして認識させる

ThinkPad USBトラックポイントキーボードの引っ掛かりを直したので、実際にパソコンに取り付けて使ってみたいと思います。
取り付け後に行うことが何個かあるのでメモしておきます。


※2012.02.07 一部設定内容が漏れていたので追加修正しました。
※2012.10.17 ドライバのダウンロードサイトをIBMからLenovoへ変更しました。

取り付け後にやること

  1. ドライバのインストール
  2. BIOSの設定変更
  3. OSに英語キーボードとして認識させる
  4. トラックポイントの設定変更
  5. 入力言語用サービスにUSキーボードを登録
  6. 動作チェック

1.ドライバのインストール

ThinkPad USBトラックポイントキーボードのドライバをインストールしましょう。
2011.12.29現在のバージョンは1.07です。
http://support.lenovo.com/en_US/detail.page?LegacyDocID=MIGR-73235
Windows7系でドライバが正常認識されるとThinkPad USB Keyboard with TrackPointと表示されます。
image

2.BIOSの設定変更

パソコンのBIOSですが、もしかするとNUM LOCKが自動ONになっているかもしれません。
テンキー付きの場合はONの方がいいんですが、ThinkPad USBトラックポイントキーボードの場合は逆に問題になります。
この設定に気が付かないでログインパスワードを入力したら、J→1、K→2、・・・となってログインに連続で失敗しました。
設定変更はご自分のパソコンのマニュアルをみましょう。

3.OSに英語キーボードとして認識させる

日本語キーボードを使っていた環境に英語キーボードを取り付けても自動で英語キーボードにはなりません。
レジストリを直接操作するか、下記REGファイルをダウロードして適用しましょう
適用後、ログオフ→ログオンしましょう。
★手動で適用
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\i8042prt\Parameters
LayerDriver JPN kbd106.dll kbd101.dll
OverrideKeyboardIdentifier PCAT_106KEY PCAT_101KEY
OrverrideKeyboardSubtype 2 0
us-keyboard

4.トラックポイントの設定変更

マウスのプロパティを開くとトラックポイントの設定変更が可能です。
好みの設定変更にしましょう。
image

5.入力言語用サービスにUSキーボードを登録

※2012.02.07 追加
  1. コントロールパネルの地域と言語をクリック
    2012-02-07_101520
  2. キーボードと言語タブの「キーボードの変更」をクリック
    2012-02-07_101550
  3. 追加ボタンをクリックし、英語(米国)USキーボードを追加する
    2012-02-07_101612

6.動作チェック

ここまできたら後は動作チェックだけです。
私が気になる動作をあげておきます。
  • 英語キーボードとして認識
  • キーの正常入力(チルダやパイプなど)
  • キーの引っ掛かり
  • キーの誤動作(チャタリングや取りこぼし)
  • スクロールの速度・動作
  • ボリュームキーと消音キーの動作
  • ブラウザキーの動作

動作チェックで見つかった問題点

私の場合、Windows7 64Bitドライバを使っていますが、動作チェックを行なってコレでいいのか?というのを数点見つけました。
同じ問題が価格.comでも問題が上がってますね。
  1. Webサイトの一部でスクロールが出来たり、出来なかったりする
  2. Webサイトの上下スクロールの動作が速すぎる
  3. キーボードの足を下げてキーを強く押すとたわむ
3番については強く押すとたわみますが、通常はソコまで強くキーを打たないのでまぁしょうがないかなと。
足を下げずに使えば全く問題ありません。
1,2番目は常用するとイライラするかもしれませんね。


ThinkPad USB トラックポイントキーボード(英語:55Y9003)

ThinkPad USB トラックポイントキーボード(日本語:55Y9024)

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