2015/04/01

SQL Server 2014 へ接続するための注意点とSQL Server Native Clientのバージョンについて

クライアントPCからSQL Server 2008 R2 Expressへ接続するための設定方法は約2年前の記事「クライアントPCからSQL Serverにリモート接続やコネクトする方法」で説明しました。
最新のSQL Server 2014 でも同じ設定方法が可能なのか?を確認してみました。
また、クライアントにインストールするSQL Server Native Clientのバージョンについても気になる点がありましたのでメモします。

2015.03.31 追記
SQL Server 2012 Feature Packのダウンロード リンクをSP1に変更しました。
SQL Server 2014は、SQL Server 2012 Native Clientを使用する文章とリンクを追記しました。
2015.04.01 追記
IPアドレスが重複している場合の現象を追記しました。

2行で分かる、この記事の内容!

  • SQL Server 2014へ接続する各種設定は、SQL Server 2008 R2と同じである
  • 2014用SQL Server Native Clientを発見できなかったが、2012用Native Clientを使用すればSQL Server 2014へ接続できる
  • SQL Server 2014 Native Clientは存在していないため、SQL Server 2012 Native Clientをインストールする

SQL Server 2014へ接続するための注意点

プロトコル名[TCP/IP]の有効化
SQL Serverの設定になります。
  1. アプリ一覧から[SQL Server 構成マネージャ]を起動
    image
  2. [SQL Server ネットワークの構成]→[インスタンス名 のプロトコル]を選択
    image
  3. [TCP/IP]のプロパティを開き、[有効]を[はい]に変更
    image
  4. [IP アドレス]タブの[IPAll]項目を変更
    • TCP ポート:1433
    • TCP 動的ポート:空欄
  5. [SQL Server 構成マネージャー(ローカル)]→[SQL Server のサービス]を選択、[SQL Server(インスタンス名)]を右クリックし[再起動]をクリック
    image
ファイアウォールの設定
SQL ServerをインストールしたWindows サーバーの設定になります。
  • [受信の規則]に[TCP 1433]、および、[UDP 1434]を許可する設定を手動で追加する
    image
サーバーのIP アドレスが重複していない事が大事
(基本中の基本ですが)サーバーに固定IPアドレスを割り当てる場合、そのIPアドレスが使用されていない事を事前に確認すべきです。
もし、SQL Server 2014をインストールされたサーバーに重複したIPアドレスを割り当てると、IPアドレスはリンク ローカル アドレス(169.254.xxx.xxx)が割り当てられます
結果、SQL Serverへのリモート接続はできなくなります。
下記エラー内容は、SQL Serverへのリモート接続が失敗した結果で、セットアップ時によく見かけるエラー 40になります。
原因がネットワークではなく、その他要因だと疑う事になり得ます。
SQL Server への接続を確立しているときにネットワーク関連またはインスタンス固有のエラーが発生しました。サーバーが見つからないかアクセスできません。
インスタンス名が正しいこと、および SQL Server がリモート接続を許可するように構成されていることを確認してください。
(Provider: Named Pipes Provider, error: 40 - SQL Server への接続を開けませんでした)

2014用SQL Server Native Clientは存在していない?ようです

私が知っているSQL Server Native Client(SQLNCLI.exe)は
とバージョンによって実行ファイルが用意されていました。
Technet フォーラムでも質問があり、調べてみた限り 2014用SQL Server Native Clientを探し出す事は出来ませんでした。
Feature Packに含まれていると予想していたんですが・・・
Microsoft® SQL Server® 2014 Feature Pack
試しに、2012用SQL Server Native Client 11.0のODBC ドライバをインストールし接続してみると問題なく接続できました。
image
Microsoft Developer NetworkのサイトにあるSQL Server 2014の欄にあるリンク「Microsoft ODBC Driver for SQL Server」は、SQL Server 2012のバージョン11となっています。
SQL Server 2014へ接続するためのドライバは、2012用SQL Server Native Client 11.0をインストールすればいいという事なんでしょうか。
今後2014用SQL Server Native Client(バージョン12)はリリースされるのかな・・・
Microsoft SQL Server - Microsoft Developer Network
Microsoft ODBC Driver for SQL Server - SQL Server 2012
2015.03.31 追記
SQL Server Native Client の新機能 - msdn」を見ると、
SQL Server 2014 は、SQL Server 2012 Native Client をインストールします。 SQL Server 2014 Native Client は存在しません
としっかり明記されていました。 
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