2014/07/01

Windows Azure Backup との統合を有効にする手順~Windows Server 2012 R2 Essentials

Windows Server 2012 R2 Essentialsは、Microsoft オンライン サービスとの統合機能を標準で有しています。
Office 365やWindows Azure Active Directory(現 Microsoft Azure Active Directory)がありますが、その中にWindows Azure Backup(現 Microsoft Azure Backup)があり、クラウド上にバックアップ データを保存し、復元が可能です。
今回は、Windows Server 2012 R2 Essentialsの[Windows Azure Backupとの統合]機能を有効にする手順をメモ。
手順を確認している時に分かった事は、Windows Server 2012 R2 Essentialsのコンセプトの一つ「手軽さ」や「管理コストの低さ]を十二分に感じました。本当に便利なサーバOSです!

2014.07.02 加筆
Windows Azure Backupがサポートするファイル システムについて追記しました。
2015.09.10 加筆
2015年4月1日より、Microsoft Azure Backupは新しい料金体系となったので説明を追記しました。



証明書関連の作業が全くない=秀逸!

Windows Azure Backupを利用するに当たり、本来は下記URLで説明されている設定作業を行わなければなりません。
Windows Azure Backup エージェントのインストールと証明書のアップロード
しかし、Windows Server 2012 R2 Essentialsは上記URLの最後尾にある[証明書をバックアップ コンテナーにアップロードするには]を行うだけです。
たったこれだけ。
Windows Azure Backupを利用するために必要な最低3年の証明書を自分で発行する手間暇が不要です。
Windows Server 2012 R2 Essentialsは企業に専任のシステム管理者が不在でも利用可能なサーバOSです。
今回のような作業を極力省き、最低限度の設定で最高のサービスが使える、これは小規模企業のユーザに取って非常に素晴らしい事です。

説明の前に・・・

Windows Azure Backupがサポートするファイル システムは現在NTFSのみです。
ユーザ データを格納しているパーティションがReFSなどNTFS以外の場合は事前にファイル システムの変更が必要となります。
ご注意ください。
失敗から学んだWindows Azure Backupがサポートするファイル システム~ReFSは使えません

[Windows Azure Backupとの統合]機能を有効にする手順

さて、本題です。
今回は、「アドインのインストール~Windows Azure Backupとの統合が完了するまで」を説明します。
バックアップ 対象の登録や復元(リストア)の手順は次回にします。
A.Windows Azure Backup 統合モジュール(アドイン)をインストール
  1. Windows Server 2012 R2 Essentialsのダッシュボードを開く
  2. [開始する]タブ→[サービス]→[Windows Azure Backup との統合]をクリック、左側[クリックして、Windows Azure Backup 統合モジュールをダウンロードする]をクリック
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  3. ダウンロード ファイル[OnlineBackupAddin.wssx]を実行し、アドインをインストール
    image
    もし、[アドインをインストールできません]のエラー メッセージが表示された場合はアドイン ファイルをローカル フォルダに一度保存してからインストールください。
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  4. インストール完了後、ダッシュボードの[ONLINE BACKUP]タブ→[オンライン バックアップ]タブをクリック
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B.Microsoft Azure バックアップ コンテナーの作成および証明書のアップロード
  1. Microsoft Azure アカウントを作成
  2. Microsoft Azure 管理ポータルにサインイン
    http://azure.microsoft.com/ja-jp/account/
  3. 左側の一覧にある[復旧サービス]タブをクリック、[新しいコンテナーの作成]リンクをクリック
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  4. [バックアップ コンテナー]→[簡易作成]を選択し、[コンテナーの名前]の入力と[リージョン]を選択
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  5. コンテナー作成が完了後、画面下にある[証明書の管理]をクリック
    2014-06-30_222708
  6. 一度ダッシュボード画面に戻り、[Windows Server 2012 R2 Essentialsの証明書]のパスが書かれたテキストボックス横のアイコンをクリック
    image
  7. Azure の管理ポータル画面へ戻る
  8. モーダルウィンドウ内[証明書ファイル]のテキストボックスをクリックし、証明書の保存先を貼り付ける
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  9. モーダルウィンドウ右下のチェックマークをクリック
    2014-06-30_222817
  10. アップロードが完了するのを待つ
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C.Windows Azure Backupとの関連付け
  1. Windows Server 2012 R2 Essentialsのダッシュボードへ戻る
  2. [ステップ2:サーバーの登録]の[登録]をクリック
    2014-06-30_214650
  3. [証明書とそれに関連付ける~]ウィンドウにAzure上に作成したバックアップ コンテナー情報が表示されるか確認、表示されていれば[次へ]をクリック

    1. [バックアップの資格情報コンテナー(V):] - [コンテナー名]
    2. [地域(R):] - [リージョン]
  4. データを保護するためのパスフレーズを2回入力
    パスフレーズは16文字以上です。
    覚えるのが大変な場合は、パスワード マネージャ等の利用を検討してみてください。
    このパスフレーズですが、データを別サーバーで復元する際に必要です。
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  5. サーバーを登録
    2014-06-30_224309
  6. 登録完了
    2014-06-30_224328

Microsoft Azure Backupの無料枠

Microsoft Azure Backupは使った分だけお金を払いますが、実は5GBまでは無料で使えます。
やるな、Azureさん!
http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/calculator/?scenario=data-management
2015/04/01、Microsoft Azure Backupは新しい料金体系になりました。
詳しい説明は別記事を投稿しているので是非ご覧ください。
新しいMicrosoft Azure Backupの料金体系についてまとめました 

利用可能なリージョン

設定して気が付いた事は、Microsoft Azure Backupが利用できるリージョンは
  • 米国東部・西部
  • 北ヨーロッパ・西ヨーロッパ
  • 東南アジア太平洋地域、東アジア太平洋地域
のため、先日開始された東日本リージョン、西日本リージョンを指定する事は出来ません
http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/backup/
2015/04/01現在は 東日本リージョン、西日本リージョンを指定することができます。
参考にしたサイト
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