Windows8がリリースされるまで後1か月くらいでしょうか。
多くのユーザがテストしているだろうWindows8RTMですが、私も現在使っております。
この記事もWindows8+Windows Live Writer2012で書いています。
さて、今回はこれから盛り上がってくる?であろうWindowsを搭載しているスレートPC(タブレットPC)についてまとめてみました。
まとめなくても「価格.comをみればいいじゃん!」という言われそうですが、まとめる理由がちゃんとあるんです!
買うならWindows8がインストールできるものを選びたい!
スレートPCのスレートは「石版」という意味ですが、ご存じでした?
石版PC!なんて言ったらかっこ悪いけど、スレートPC!といったら何となくかっこいい響きです。
そんなのはどうでもいいですね。
さて、スレートPC(タブレットPCとも言います)をまとめる理由ですが、
どうせならWindows8がインストールできるPC
がほしいですよね!
Windows7なら全く問題ありませんが、Windows8を搭載する=ハードウェア要件定義が一気に厳しくなります!
知ってました?
Windows8のハードウェア要件定義をおさらい
マイクロソフトが提供している「Windows 8 のハードウェア認定要件」の「System.Client.Tablet.TabletPCRequiredComponents」をみてください。
記載されているハードウェア要件定義は下記の通りです。
- OOBE後、ディスクの空きスペースは10GB以上
※OOBE(Out-Of-Box Experience)はセットアップ完了後の状態という意味だそうです - UEFIが必要
- WLAN・Bluetooth4.0が必要
- Direct3D 10が必要
- 解像度は1366x768が必要
- USB2.0以上が必要
- スピーカが必要
- 加速度センサやジャイロスコープ等が必要
特に解像度は現在発売されているスレートPCのスペックと比べるとかなり厳しいです!
Virtual Machine部門のMVPであるogawadさん(仮想化でプリセールスしてるSEの一日)のブログ記事でも「解像度1,024x600のスレートPCではModernアプリが起動しない!」結果を書かれていました。
Windows8がインストールできる(だろう)スレートPCはこれ!
現在国内で販売されているスレートPCで、Windows8のハードウェア要件定義をほぼ満たしているスレートPC(タブレットPC)をまとめておきます。
購入を検討されている方は是非参考してくださいね。
メーカ | 製品名 | 液晶 サイズ | 解像度 | OS |
東芝 | WT301/D | 10.1 | 1366x768 | Win7Pro |
ONKYO | TW3A-A31Cxx | 11.6 | 1366x768 | Win7Home |
今のところ、たったこれだけです。
心配なさるな!縦の解像度は800あればOK(かも)
実は縦の解像度が768以上あるスレートPCでWindows8が使えた実例があります&実際に触らせていただきました。
WHS2011ユーザなら誰でも知っているWHS-MVP Okabeさんのブログ「鳩の谷の街へ ようこそ」でWindows8CPをAcer ICONIA TAB-W500S(解像度1280x800)にインストールされた記事があります。
今年7月末に秋葉原で行われた「WHS座談会2012」に参加した際、Okabeさんの実機を触らせてもらいました。
CP版の話ですがRTM版や製品版でも大丈夫かもしれません。
もし、縦の解像度が768以上でWindows8が使えるとなると購入対象の幅がグーンと広がります。
メーカ | 製品名 | 液晶 サイズ | 解像度 | OS |
NEC | VersaPro J VZ | 12.1 | 1024x768 | Win7Pro |
富士通 | Stylistic Q550 | 10.1 | 1280x800 | Win7Pro /Win7Home |
ASUS | Eee Slate B121 | 12.1 | 1280x800 | Win7 Home |
Acer | ICONIA TAB-W500P2 | 10.1 | 1280x800 | Win7 Pro |
MSI | WindPad 110W | 10.1 | 1280x800 | Win7 Home |
余談:ビジネスで使いたい方は貸出機を借りてみよう!
仕事用で数台購入する予定ですが、実際問題
- 使い勝手はどうか?
- 重さや持ちやすさはどうか?
など気になる点が多いんですよね。
数年前からスレートPCを使ったシステムを運用した経験がありますが、現行機種はどんなものか、私もわかっていない部分があります。
私も含め、同じような気持ちのユーザさんは貸出機を借りてみましょう。
ONKYOさんの貸出機について問い合わせたい方は下記画像リンクからアクセスしてください!