System32配下には様々なDLLが存在しており、DLLをリネームしテストをしようとしましたが、案の定TrustedInstallerにしっかり管理されているため簡単にリネームはできませんでした。
そもそも話、このような作業は一般的には絶対しません!(するはずがない・・・)
実環境において興味本位で行うと痛い目にあいますので、くれぐれも注意を払った上で楽しんでください。
Windows TrustedInstallerが管理するDLLをリネーム・削除する方法
今回はTechnetフォーラムで質問が上がっていたライブラリ[mstscax.dll]をリネームしたいと思います。環境はWindows 7 Home Basic 32bitです。
再三再度になりますが、この作業を行うとOSが不安定になる、最悪OSが起動しなくなる可能性があります。
自己責任の元、作業を行ってください。
- administrator権限のユーザでログイン
- [ユーザー アカウント制御設定の変更]の設定を[標準レベル]から[最低レベル](通知しない)に引き下げる。
- OSを再起動
- [c:\windows\system32]にアクセスし、該当DLLのプロパティを開く
- [詳細設定]ボタンをクリック
- [所有者]タブ→[編集]ボタンをクリック
- Administrator権限のユーザを選択し、[OK]ボタンをクリック
- [現在の所有者]が4で選択したユーザになっていることを確認し、[OK]ボタンをクリック
- [administrators]グループ、ないしは、ログインユーザにフルコントロールを付与
- [mstscax.dllのプロパティ]ウィンドウ内の[OK]ボタンをクリック
- リネーム等の処理を実施
テストが完了したら、元の所有者に戻す作業をお忘れなく!