私は大画面でSQL文を編集する事が多いため、フォント サイズを大きめにし、可読性を向上させるため標準以外のフォントを指定してみました。
結果、フォントを等幅フォント以外に設定すると選択範囲が正しく選択されない現象を確認できましたのでご紹介します。
※知人から本件の理由を教えていただきました。ありがとうございました!
現象
- [オプション]→[オブジェクト デザイナー]→[クエリ デザイン]を開く
- [クエリ デザインのフォント]のフォントを「メイリオ」などプロポーショナル フォントに変更する
- [クエリ デザイン]のSQL ビューを表示
- SQL文を記述し、クエリの一部文字をダブルクリックすると選択範囲が正しく選択されない
しかし、「メイリオ」や「游ゴシック」など一部のプロポーショナル フォントは選択範囲が正しく選択されません。
SQL文の後方になればなるほど選択範囲がどんどんずれます。
対処法
クエリ エディタのフォントは、- 等幅フォント
- 「MSゴシックP」等のプロポーショナルフォント
例外1 一部のプロポーショナルフォント
「MS ゴシックP」など一部のプロポーショナル フォントは選択範囲が正しく計算されます。選択範囲が正しく計算されるためでしょうか。
例外2 テーブル名が和文
メイリオは、欧文部はプロポーショナルフォント、和文部は等幅フォントになるフォントだそうです。そのため、
テーブル名が日本語+フォントがメイリオの条件であれば、選択範囲が正しく選択されました。
※テーブル名を和文にし、フォントを「游ゴシック」にすると選択範囲が(気にならない程度ですが)若干ずれます。