Windows 7 コマンドラインを使ってVPN接続する方法


最近、はまっているアプリケーションはリモート アクセス管理ツールです。
RDPを含む複数のリモート プロトコルに対応しているのですが、遠隔地に設置しているサーバーの場合、VPN接続を事前に行う必要があります。
Windows 8.x からVPNに関するコマンドレット [Set-VPNConnection]及び[Add-VPNConnection]が利用できますが、Windows 7 にはこれらコマンドレットがありません。
今回は、Windows 7 においてコマンドラインを使ってVPN接続方法をメモ。


新しい接続先を設定する

  1. [コントロール パネル]→[ネットワークとインターネット]→[ネットワークと共有センター]を開く
  2. [新しい接続先]をクリックし、[職場に接続します]を選択
  3. 必要な情報を入力
    例として、作成した接続先名を<NASUNOVPN>とします。
  4. 新しく接続先が作成されているか、[アダプターの設定の変更]画面等から確認
    image
  5. 手動で接続可能か確認する
うまく接続できない場合、正しい設定がされていない場合があります。
オプション画面を開き、設定が正しいか確認しましょう。
私がよく間違える項目は、[セキュリティ]タブの設定内容です。

コマンドラインからVPN接続する方法

  1. 下記コマンドラインを実行し、接続テストを行う
    rasdial.exe NASUNOVPN
  2. 下記メッセージが表示されれば接続完了
    image

エラーコード 961が出力された場合

rasdial コマンドを実行するも
リモート アクセス エラー 691 -
指定したユーザー名またはパスワードが認識されないか、選択した認証プロトコルがリモート アクセス サーバーで許可されていないため、リモート接続が拒否されました。
のエラーメッセ―ジが出力される場合があります。
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その場合は、ユーザー名とパスワードを明示するとうまく接続できました。
rasdial.exe <VPN接続名> <ユーザー名> <パスワード>
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余談:ダイヤルアップとVPNの情報はどこにあるのか?
ダイヤルアップとVPNの情報は下記ファイルに格納されています。
%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Microsoft\Network\Connections\Pbk\rasphone.pbk
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ファイルの内容はINIと同じですね。
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