今回はこのアラートが表示された場合の対処法をメモ。
背景
Windows Server 2012 R2 Essentials のドメインに参加しているWindows 8.1 Pro UpdateをWindows 10 Technical Previewにインプレース アップグレードしてみました。ユーザー プロファイルを残す設定でアップグレードを行い、完了後は順調そのもの。Windows Server 2012 R2 Essentialsのドメインにも問題なく参加出来ていました。
しかし、Windows Server 2012 R2 Essentials に登録されているデバイスを削除し忘れていたので、後ほど削除したところ今回のアラートが出力された次第です。
アラート内容
- アラート レベル
重要 - アラート タイトル
クライアント コンピューターのバックアップにエラーが存在します - 詳細
クライアント コンピューターのバックアップには、解決する必要があるエラーが含まれています。
バックアップを修復する前に、サーバー 記憶域エラーをすべて解決する必要があります。
問題を解決するまでは、クライアント コンピューターをバックアップする事は出来ません。
対処法
- [デバイス]タブを開く
- 画面右の[コンピューター タスク]→[クラインと コンピューターのバックアップ タスク]をクリック
- [ツール]タブをクリック
- [今すぐ修復]をクリック
- ウィザードに従って操作
- 検査中・・・
- 修復完了
修復する際、サーバー フォルダ[クライアント コンピューター バックアップ]の一部データが削除される可能性がありますが、今回の場合はバックアップ データは削除されました。
ウィザードにチェックボックスが用意されている通り、削除される可能性を認識した上で作業に当たってください。
余談:アラートは詳細と一緒に解決方法が説明されます
Windows Server 2012 R2 Essentials の良いところは、「アラートに対する解決方法」がアラート画面で説明される点です。非システム管理者の方でも解決できる可能性が高くなります。
アラートが起きた場合は、まずはこの解決方法を熟読し操作してみてください。