「なぜGoogle Chromeだけサポートしなくなったのか?」、知人から教えてもらった内容を私なりに調べてみました。
尚、本内容は自分用メモになります。
現在Google ChromeでLWAにアクセスするとこうなります
#Lync Web AppはGoogle Chromeのサポートを終了したのね。いつもIEばかりなので気が付かなかった・・・ pic.twitter.com/XA5AVNlOh0
— Satoru Nasu (@nasunotw) 2015, 1月 6
Chrome互換のKinzaを使って会議に参加してみたところ、- 会議へサインインは可能であった
- 音声が聞こえなかった
- プレゼンテーションの閲覧やメッセージ等は使えた
といった結果。
NPAPI for Windowsのサポート打ち切りが原因
知人から教えてもらった内容に「NPAPI」というキーワードがありました。NPAPIは窓の杜さんの記事『Google、「Google Chrome」の“NPAPI”プラグインサポートを段階的に廃止』がすごく分かりやすくて、
- NPAPIとは、Netscape Plugin APIの事
- オーディオやビデオといったコンテンツを古いブラウザ単体でサポートし難い時代にNPAPIを使って実現してきた
- 今では設計の古さによりクラッシュ・ハングアップ・セキュリティ・メンテナンス性の低下なども問題がある
- また、NPAPIの利用頻度が激減
等と説明されていました。
2015年1月からGoogleはChromeブラウザ向けNPAPIのブロックを開始するため、Microsoftは2014年12月からGoogle Chrome では Lync Web App をサポートしないようになったそうです。- Google、いよいよ新年からChrome向けNPAPIプラグインを全面ブロックへ - TechCrunch
- Google Chrome では Lync Web App がサポートされなくなりました。 - Lync Support Team Blog Japan
ちなみに、「WebRTC」というW3Cが提唱するリアルタイムコミュニケーション用APIがあるようで、今後はこういった新しいAPIを利用し再度Google ChromeでもLync Web Appが使えるようになれば嬉しいですね。
余談:Lync の使い方
Lyncの使い方を知りたい方は、いつもお世話になっている「世の中は不思議な事だからけ」の管理人様が作成されたスライドをご覧ください。私はこのスライドをみて勉強しました!
Lync セッションについて - SlideShare