Google Chrome では Lync Web App がサポートされなくなりました

先日、Google Chromeを使ってLync Web Appのページにアクセスしたところ「Google Chrome では Lync Web App がサポートされなくなりました」と表示されました。
「なぜGoogle Chromeだけサポートしなくなったのか?」、知人から教えてもらった内容を私なりに調べてみました。
尚、本内容は自分用メモになります。

現在Google ChromeでLWAにアクセスするとこうなります

Chrome互換のKinzaを使って会議に参加してみたところ、
  • 会議へサインインは可能であった
  • 音声が聞こえなかった
  • プレゼンテーションの閲覧やメッセージ等は使えた
といった結果。

NPAPI for Windowsのサポート打ち切りが原因

知人から教えてもらった内容に「NPAPI」というキーワードがありました。
NPAPIは窓の杜さんの記事『Google、「Google Chrome」の“NPAPI”プラグインサポートを段階的に廃止』がすごく分かりやすくて、
  • NPAPIとは、Netscape Plugin APIの事
  • オーディオやビデオといったコンテンツを古いブラウザ単体でサポートし難い時代にNPAPIを使って実現してきた
  • 今では設計の古さによりクラッシュ・ハングアップ・セキュリティ・メンテナンス性の低下なども問題がある
  • また、NPAPIの利用頻度が激減
等と説明されていました。
2015年1月からGoogleはChromeブラウザ向けNPAPIのブロックを開始するため、Microsoftは2014年12月からGoogle Chrome では Lync Web App をサポートしないようになったそうです。
Lyncの利用頻度が高くないのですが、Internet Explorer以外のブラウザでLync Web Appをどのようにして動かしているのかが少し垣間見れました。
ちなみに、「WebRTC」というW3Cが提唱するリアルタイムコミュニケーション用APIがあるようで、今後はこういった新しいAPIを利用し再度Google ChromeでもLync Web Appが使えるようになれば嬉しいですね。

余談:Lync の使い方

Lyncの使い方を知りたい方は、いつもお世話になっている「世の中は不思議な事だからけ」の管理人様が作成されたスライドをご覧ください。
私はこのスライドをみて勉強しました!
Lync セッションについて - SlideShare
参考にしたサイト
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