プリント サーバーに登録したプリンターの一台が以前よりも「印刷間隔が長くなる」問題が発生しました。
今回は、プリントサーバー登録後、印刷間隔が長くなった場合の対処法についてメモ。
原因は双方向サポートを有効になっていたため
印刷感覚が異常に長くなる問題を解決するため- USBケーブルを交換
- ドライバーを入れ替え
- プリンターのユーティリティ設定の見直し
などを行いましたが効果がなく、結果的に[双方向サポートを有効にする]にチェックを外す事で解決しました。
調査中、Windows 7/8.1/10 にプリンターをUSB接続した場合でも発生したため、プリント サーバー側の問題ではない事も確認しています。
プリント サーバーの設定から[双方向サポートを有効にする]のチェックを外す手順は以下の通りです。
- アプリケーション一覧にある[印刷の管理]を実行
- [プリント サーバー]→[サーバー名]→[プリンター]→対象プリンターのプロパティを開く
- [ポート]タブにある[双方向サポートを有効にする]のチェックを外す
参考サイト
- 印刷の管理 - Technet ライブラリ
- プリンタの問題切り分けの一例 - Japan WDK Support Blog
- 双方向サポートを有効にする、プリンタプールを有効にするについて - Microsoft Community
- Internet Explorer® 9(以下IE9)で表示した画面(例:YAHOO!® 地図・路線など)をプリントすると、プリントスプーラーエラーが発生し、そのPC上に登録されている全てのプリンターへのプリントができなくなる。 - Xerox
- 手動によるプリンターの有効化 - トラブルシューティングとベストプラクティス - Citrix
- プリントサーバ機能を利用して印刷を行ったところ、正常に印刷ができない - IOデータ
- テスト印刷ができない、あるいはどのアプリケーションからも印刷できない。 - FMWorld