移行後のWindows Server 2016 Essentials にActive Directory 管理ツールなどをインストールする方法

最近、Windows Sever 2012 R2 Essentails(以後WSE2012R2) から Windows Server 2016 Essentials Technical Preview 5(以後WSE2016TP5)へ移行するための手順を確認しています。
移行作業中、 Active Directory 管理センターなど一部のWindows 管理ツール がインストールされていない事に気が付きました。
今回は移行後のWindows Server 2016 Essentials にActive Directory 管理ツールなどをインストールする方法をメモ。

通常インストールと移行後のWindows 管理ツールを比較

WSE2016TP5を新規インストール&WSE構成済み後とWSE2012R2から移行&WSE構成済み後を比較すると一部Windows 管理ツールがインストールされていませんでした。
通常インストール
移行した場合

どのツールが不足しているのか?

Get-WindowsFeature コマンドレットの結果を比較したところ、
  • AD DS ツール(RSAT-ADDS)
    • Active Directory 管理センター(RSAT-AD-AdminCenter)
    • AD DS スナップインおよびコマンドライン ツール(RSAT-ADDS-Tools)
がインストールされていないため、上記比較表の通り
  • Active Directory 管理センター
  • Active Directory サイトとサービス
  • Active Directory ドメインと信頼関係
  • Active Directory ユーザーとコンピューター
  • ADSI エディター
の5種類がスタート メニューにありませんでした。

GUI からインストール

サーバー マネージャーからインストール作業を行います。
  1. サーバー マネージャーを開く
  2. 管理>役割と機能の追加をクリック
  3. 機能>リモートサーバー管理ツール>役割管理ツールを開く
  4. AD DS ツールをクリック
    ※サブのツールも一緒にインストール
  5. インストール

PowerShell からインストール

PowerShell なら1行でインストールできます。
Install-WindowsFeature -Name rsat-adds -IncludeAllSubFeature
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