2012/02/15

ファイナルデータを使ってHDDのデータ復旧をしてみた

HDD Regenerator2011を使って低速病で有名なWD20EARSの復旧作業を進めていましたが、スキャン中にエラーが出力され、データ復旧が進みません。
そこで、以前から使っているAOSテクノロジーズのファイナルデータを使用したところ、データの復旧が出来ました。

ただし、ファイナルデータのバージョンによって復旧の可否が別れました。

 

ハードディスク障害の症状

所有しているWD20EARSの症状をまとめておきます。
  • 以前は稀にOSから認識しない事があり、OSを再起動すれば認識した
  • WindowsのパソコンにUSB接続すると、デバイスマネージャでは認識するがOSが不安定になり、エクスプローラが応答しなくなる

私が知っている似たケースでは、ハードディスクにバッドセクタが多数出来た時です。

バージョンによって起動用OSが異なる

サルベージ作業は、ファイナルデータ8と新しく購入したファイナルデータ10Plusを使用。

Windows上からサルベージは無理ですので、CDブートを実施。

実は各バージョンのブートOSは異なっていました。

バージョン ブートOS 吸出し 備考
ファイナルデータ8 Knoppix Linuxベース
ファイナルデータ10 WindowsPE × Windowsベース

新しいファイナルデータ10はWindowsPEを採用しており、Windows7同様ハードディスクから応答がない状態。

ファイナルデータ8はKnoppixを採用、ハードディスクのスキャンおよび保存が一部を除き行えました。

image

なぜAOSテクノロジーズがブートOSをKnoppixからWindowsPEに変更したのかよく分かりません。

もしかしたらブートOSから各種デバイス(データ保存用USBハードディスクや無線LANなど)を認識しやすい状況にしたかったのかもしれませんね。

機種依存文字が入ったフォルダ・ファイルは復旧できず

ファイナルデータ8のKnoppixを使ったデータ復旧ですが、機種依存文字(ローマ数字のⅡなど)が入ったフォルダやファイルを復旧できませんでした。

正確には、吸出しは出来たものの、Windows上でアクセスしようとするとエラーになってしまいます。

※吸出したフォルダ・ファイルの機種依存文字が?に置き換わってました。

アクセスする方法を知らないだけかもしれませんが、常日頃からフォルダ名やファイル名に機種依存文字を使わない方がいいかもしれませんね。

復旧はマシン環境に左右されるかもしれません

今回の作業はAcer Aspire AS1830Zというノートパソコンで行なっていましたが、Knoppixから有線LANや外付けUSB HDDが全く認識しませんでした。

しょうがないので、Lenovo ThinkPad T420に変えて試してみたところ、各種デバイスが認識。

私の場合だけかもしれませんが、パソコンの環境によって復旧できない場合がありえますので注意が必要です。

ファイナルデータを使う場合ですが、無料体験版があるのでサルベージ作業をする前にご自身の環境で使えるか確認してみた方がいいです。

新しいサルベージソフトがいい!とは限らない・・・

今回ハードディスクのサルベージ作業をやって分かったのは、新しいソフトウェアだからいい!とは限らないこと。

たしかに、復旧速度やRAID対応など機能面は新しいファイナルデータ10の方が数段上かもしれません。

ですが、サルベージ作業はデータ復旧が出来なければ意味がないのです。

今回に限ってはファイナルデータ10は使えないソフトウェアということになります。

とはいえ、パターンによってデータ復旧できる場合もありますので全く使えないということはないと思います。

ここで言いたいのは、復旧したいデータにアクセスできる・できないパターンがあり、パターンによって使うサルベージソフトを使い分けることが大切だと思いました。

私的 サルベージ作業フロー

素人考えなところもありますが、私的サルベージ作業のフローを書いておきます。

  1. Windows上のサルベージソフトからデータにアクセスできる
    →ファイナルデータ10を使う
  2. Windows上からハードディスクが認識しない
    →ファイナルデータ10のブートCDから復旧
  3. ファイナルデータ10のブートCDからデータにアクセスできない
    →ファイナルデータ8のブートCDから復旧
  4. ファイナルデータ8のブートCDからデータにアクセスできない
    →もっとスキルのある人or専門業者に依頼する

4になった場合、これ以上触るのをやめた方がいいでしょう。

触りすぎることで症状を悪化してしまい、専門業者でも復旧できなくなるかもしれません。

あと、むやみにchkdsk /R or /Fはしない方がでしょう。

最後の一撃をあてえ、復旧できなくなる場合があります。

 

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