たとえば、Explorer上から削除できないファイルを操作するなど。
今回はPowerShell、および、コマンド プロンプトを使って共有フォルダへ移動する方法をメモ。
PowerShell を使用する場合
PowerShellを使用し共有フォルダへ移動する場合は>Set-Location \\ServerName\ShareFolderを実行します。
余談ですが、Set-Locationコマンドレットは、ローカルドライブや共有フォルダ以外に、プロバイダによって公開されているデータを使用できます。かなり便利ですね!
PS C:\Users\xxx> Get-PSProvider
Name Capabilities Drives
--------------------------------------------------------------------------
WSMan Credentials {WSMan}
Alias ShouldProcess {Alias}
Environment ShouldProcess {Env}
FileSystem Filter, ShouldProcess {C, E, D, F...}
Function ShouldProcess {Function}
Registry ShouldProcess, Transactions {HKLM, HKCU}
Variable ShouldProcess {Variable}
Certificate ShouldProcess {cert}
コマンド プロンプトを使用する場合
コマンド プロンプトでcd \\ServerName\ShareFolderを実行すると'\\ServerName\ShareFolder'と表示されます。
CMD では UNC パスは現在のディレクトリとしてサポートされません。
コマンド プロンプトを使用し共有フォルダへ移動する場合は、pushdコマンドを使用します。
>pushd \\ServerName\ShareFolder移動が完了するとZドライブがマウントされます。(Zドライブがマウントされていないのが前提)
複数のpushdコマンドを実行するとドライブレターはZ:→Y:→X:~と割り当てられます。
下記画像はpushdコマンドを実行した結果で、XドライブがWS2012R2Eの共有フォルダ、ZドライブがWHS2011の共有フォルダとなります。
フォルダ・ファイル操作が完了した場合は
>popdを実行すると、元の場所(例えば、C:\Users\xxxx)に戻ります。