LenovoやDellのPCを購入→到着まで時間がかかる理由はコレだ!

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LenovoやDellは以前からコストパフォーマンスの高いパソコンを販売しています。
しかし、購入者の方の中には注文後、商品はいつ到着するのえ、そんなに時間がかかるのだったら買わなかったのに(怒)!と思った方は少なくないと思います。
そんな方々が少しでも安心できるよう、海外メーカPCを購入→到着まで時間がかかる理由を書いてみたいと思います。
事前に遅くなる理由を理解することでイライラ感やモヤモヤ感が減るかもしれません。

時間がかかる理由はコレだ!

LenovoやDellにパソコンをオーダした場合、短納期モデル以外は通常2~4週間かかります。
もちろん、様々な要因がありますので期間が早まったり遅くなったりと上記期間は絶対ではありません。
私が今まで経験してきた&関係者から聞き出した、本体の購入→到着まで時間がかかる理由を列挙しておきます。
海外での受注生産
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カスタムオーダ(CTO)の場合、人によって中身が異なります。
そのため、メーカは注文後に生産を開始する「受注生産方式」を採用しています。
あらゆるパータンを用意しておけよ!と思う方もいますが、在庫管理や場所などの問題がありますから企業からしたら絶対にやりたくありません。
嫌な方は短納期モデルを買いましょう。
船便を使った輸送がほとんど(空輸もあるけど)
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生産拠点が海外のため、日本への輸送はほとんどが船便を使っています。
大量に商品を送る場合は船便の方が輸送コストがかかりませんから。
移動速度はフェリーに乗ったことがある方ならどのくらいの速度か分かりますよね?
かなーりゆっくりです。
天候不良、特に嵐に注意
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船便で輸送した場合ですが、中国・東南アジア→日本の間で嵐が発生した場合もかなり遅くなります。
通常の移動速度よりも遅くしたり、最悪は安全地域でアンカーを落として停船せざるを得ない状態になります。
税関まわりの足止め
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上記2項目に比べればたいしたことはありませんが、税関まわりで足止めする場合があります。
書類提出→検品→輸入許可などを経て日本に入ってきます。
個人輸入などをした経験があり、土日を挟むと遅くなったりします。
遅くならない場合もあるかもしれませんが・・・
※税関や関係者の方々、本当にお疲れ様ですm(_ _)m
中国・東南アジアの旧正月
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中国や東南アジアで生産している場合、旧正月前に注文をすると痛い目にあいます。
通常2~4週+数週間になる場合があり、急いでいる購入者にとってかなり痛いです。
なぜって?現地人は旧正月期間をしっかり休みますから。
休日はしっかり休みたい。それはよく分かります。
それに比べて、日本人は働き過ぎですよ!本当に!!
パーツ不足
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人気があり需要量が供給量を超えたパーツや不慮の事故(昨年起きたタイの洪水)で供給量がガクッと落ちるパーツがあります。
各メーカの在庫分は今までどおり出荷できると思いますが、在庫がないパーツは調達する時間が必要ですので、結果時間がかかります。
下記スクリーンショットはDellのステータス内容です。
dell
※インターネット上の画像をお借りしました

メーカはもっとユーザに告知しないと!

こういった記事が存在している時点でLenovoやDellはユーザに対してしっかり告知していない証拠です。
注文後に残念な気分になるとネガティブキャンペーンにつながります。
>Lenovoさん、Dellさんへ
注文直前に小さな文字で時間を頂戴しています!みたいな姑息なことをせず、予定期間をしっかり告知してください。
今はこのくらいの期間がかかるけどいいかい?って注文者に問いかけるだけで印象が変わりますよ!!!

Lenovo法人向けはメイド・イン・ジャパンにシフト予定


先日Lenovoは法人向けPC(ThinkPadシリーズかな)の生産を日本で行うことを発表しました。
メイド・イン・ジャパンになるため、購入→到着まで時間はかなり短縮になりますね。
ThinkPad使いとしてはこれは嬉しい!
ありがとー、Lenovoさん!!

HP(ヒューレット・パッカード)はすでに国産にシフト

HPは5年くらい前から国産(メイド・イン・東京)にシフトしています。
日本人にとってこれは嬉しいでしょう。
購入→到着までの期間はかなり短いと思いますね。

いろいろ書きましたが、家電量販店ではなくインターネット上からPCを購入、特に海外メーカにオーダをかける場合は2~4週間は時間がかかることを覚えておいてください。
これを知らないと精神衛生上よくないですから。
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