昨年リリースされたエンタープライズ向けOS「Windows Server 2012 Essentials」を先日から触り始め、来る日も来る日もインストール作業を行っています。
インストールが本来の目的ではありませんが、気分転換のため目的から脱線してインストール可能な最少ディスク容量を確認してみました。
ざっくりとした内容ですが、だいたいの目安になると思います。
2013.03.14 “80GBのHDD”を修正しました。
WS2012E 最少システム要件
Microsoft TechNetのライブラリ「System Requirements for Windows Server 2012 Essentials」には下記のように明記されています。
HDDは160GB以上、かつ、60GBのシステムパーティションが必要、と明記されています。
なお、CPUは若干低い周波数でもインストール可能です。詳しくは「1GHzのASUS C60M1-IにWindows Server 2012 RC Essentialsを強引にインストールしてみた」を読んでみてください。
1.物理環境で確認
手持ちの実機サーバにHDDおよびSSDを接続してインストール作業を行ってみました。
なお、実機サーバのCPUは2.4GHz Dual-Core、メモリは8GBと最小システム要件をクリアしています。
HDD 250GB (ST3250318AS)
インストール可能!
※HDD単体にOSをインストールしています
HDD 80GB (HDS728080PLA380)
2013.03.14 修正しました。
インストール可能!
予想を裏切り80GBのHDDでもインストールが完了しています。
スクリーンショット取り忘れましたので、クライアントマシンにHDDを接続→[ディスクの管理]の内容をのせておきます。
上記80GBにOSをインストールできたのは、HDDを複数本搭載し総容量が90GBを超えていたためハードウェアチェックをクリアできました。
WHS-MVPのださっちさんからご指摘いただきました。
ありがとうございますm(_ _)m
SSD 128GB (Crucial m4)
インストール可能!
80GBのHDDがインストールできるわけですから当然かもしれません。
なお、インストール時間は27分とHDDに比べてかなり短時間で終わりました。
※HDD単体にOSをインストールしています
2.仮想環境で確認
WIndows8 ProのHyper-V上にWindows Server 2012 Essentialsをインストールしてみました。
仮想環境ではHDD単体にOSをインストールしています。
HDD 32GB~90GBの場合
インストール不可!
HDDの容量を32GB→64GB→70GB→75GB→80GB→90GBと徐々に上げていき、インストールを行いましたが、全てOSのハードウェアチェックで弾かれました。
前述の物理HDD 80GBはハードウェアチェックをパスしていますので、物理環境と仮想環境ではハードウェアチェックの内容が異なるのかもしれません。
HDD 91GBの場合
インストール可能!
仮想環境の最少容量は91GBにすることでハードウェアチェックをパスできました。
ここ数日間でWindows Server 2012 Essentialsをインストールする回数が十数回になりました。
とあるMVPの方に「1日100回」と言われていますので、まだまだ経験値も知識も足りません。インストールを如何に短時間に、かつ、確実に行えるか、これからも修行したいと思います。
余談ですが、インストール作業中に寝落ちしました。そこまで追い込むつもりじゃなかったんですけどね・・・