PC5台に対し一度にインストールしようとするとダウンロード ファイルのサイズが大きいため、時間が取られる、また、ネットワークが輻輳するデメリットが発生します。
今回は、Windows PCに対しESET Smart Securityをサイレント インストールする方法をメモ。
作業の一部が自動化で決まるため、作業軽減および時間短縮が期待できます。
ESET Smart Securityをサイレント インストールする方法
手順は下記の通り。
- オフライン インストールが可能なプログラムを取得
ダウンロード版を購入した場合は、下記URLから再ダウンロードが可能です。
ダウンロード版のプログラムを再度ダウンロードするには・・・ - Canon IT ソリューションズ - WinRAR等を用い、実行プログラム(xxx.exe)を解凍する
- パラメータ付で該当プログラムを実行
msiexec /i "c:\temp\inst_essv7_offline_efseps\ESS\ess_nt64_JPN.msi" /quiet /forcerestartオプションの意味は下記の通りになります。
- /i xxx.msi - 製品をインストール
- /quiet - Quiet モード
- /forcerestart - インストール後コンピューターを再起動
ess_ntXX_JPN.msi /?から確認できます。
注意点
- OSのアーキテクチャ(x86/x64)によって実行ファイルが異なります。ご注意ください。
- 32bit OS - ess_nt32_JPN.msi
- 64bit OS - ess_nt64_JPN.msi
- コンシューマ製品のため、アクティベーションは手動で行う必要があります。
- 設定も手動になります。
1台のみ設定を行い、設定ファイルをエクスポートし他PCにインポートすると楽です。
参考サイト
余談:6ライセンスから購入できるら法人向けは魅力的
法人向けESET Endpoint Protectionのラインセンスを購入すると、デバイスを一元管理できるERA(ESET Remote Administrator)が無償でついてきます。今回ご紹介したサイレント インストール、アクティベーション、設定の適用はERAから行えるので管理者の負担は減ると思います。
6ライセンスから購入可能ですので、小規模企業でも導入可能ですよ!