Windows Server 2012 R2 のHyper-Vを利用し、Windows Home Server 2011の仮想マシンを新規作成する場合は、仮想マシンの世代を「第1世代」にするとインストールが成功します。
「第2世代」にすると、インストールの途中から全くインストールが進みませんでした。
これだけだと内容が薄いので、仮想マシンの世代に関する情報をメモしておきます。
仮想マシンの世代とは?
Windows 8 / Windows Server 2012のHyper-Vから、仮想マシンの世代(Generation of Virtual Machine)をサポートし、世代によって利用できる仮想ハードウェアが異なります。
仮想マシンの第1世代と第2世代の違いは
仮想マシンの第1世代と第2世代の違いは
Generation 2 Virtual Machine Overview - Technet Libraryで説明されています。要約すると下記の機能をサポート、削除されています。
- 第2世代でサポートされる機能
- セキュアブート
- SCSIブート
- SCSI DVDブート
- ネットワークPXEブート
- UEFIファームウェア
- 第1世代のレガシー デバイスは使用不可
- IDE コントローラ
- IDE HDD
- その他
第2世代をサポートするOS
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
- 64-bit versions of Windows 8.1
- 64-bit versions of Windows 8
- For information about Linux distributions that support Generation 2 virtual machines, see Linux Virtual Machines on Hyper-V.
Hyper-V 世代に関する情報
- <速習! Hyper-V スペシャリストのための Windows Server 2012 R2 Hyper-V> Generation 2 (第 2 世代) 仮想マシン - Technet ラーニング
- Generation 2 Virtual Machine Overview - Technet Library
- 第3回 Hyper-Vの主要な改善点 (1/2) - @IT
WHS2011の仮想マシンを簡単に作成、インストールしたい場合
PowerShell Hyper-Vの仮想マシンを新規作成・削除する 自作 関数~Create-VM 関数,Delete-VM関数を利用すると仮想マシンの作成が簡単に行えます。
あとは、WHS2011等OSを自動インストールする応答ファイルを作成すれば、手間暇かけずに仮想マシンが出来上がります。