2014/11/20

リモート アクセス管理ツールをまとめてみた~RDP,VNC,SSH,Telnet

最近になってサーバー,クライアントの管理台数が多くなってきました。
Hyper-VなどVirtual Machineの恩恵を受けている訳ですが、如何せん接続先がすぐに思い出せず、接続までに時間がかかることも・・・
管理が煩雑になっていると業務に支障が出来ます。
今回は、一画面で複数のリモート デスクトップ先を管理し接続できるリモート アクセス管理ツールをまとめてみました。

背景

Windows Server 2012 R2 Essentials は最大50デバイスまでクライアントを登録・管理する事が出来ます。
※Standard EditionにWindows Server Essentials エクスペリエンス 役割をインストールすると、最大200デバイスまで管理できます。
管理(追加・修正・削除)はダッシュボードという管理画面から行い、画面上からRDP接続が可能です。
これはこれで便利ですが、ヘルプ・デスク用としてVNCをインストールしていたり、Linux サーバーに接続するためにSSHなど他リモート アクセス プロトコルが必要な場合があります。
リモート アクセスだけ見ても煩雑になってしまう場合、今回ご紹介するツールは非常に強力だと思っています。
複数のリモート アクセス用アプリケーションを使い分ける必要がなくなりますし、管理アプリケーションを全てインストールしなくても良いなどの恩恵が得られますから。

Windows 用リモート アクセス 管理ツール

今回ご紹介するツールは、基本RDPが使えるツールになります。
中にはVNCやSSHなど他リモート プロトコルをサポートしていますが、使えるかどうかはご自身でご評価ください。
  1. Remote Desktop Manager
  2. Remote Desktop Connection Manager
  3. Terminals
  4. Royal TS
  5. MultiDesk
  6. RD Tabs
  7. mRemoteNG
  8. quickRDP
見ていただいた通り、思った以上にリモート アクセス 管理ツールが開発されている事が分かります。
大規模になればなるほど管理が煩雑になった経験があるので、こういったツールが開発される経緯は(何となくですが)理解できますし、業務で使えるだけに応援したいですね。
複合:Remote Desktop Manager
先日1年ライセンスを頂き、現在も使っている「Remote Desktop Manager」。
RDP以外にRD Gateway、VNS、SSH、Intel AMT、Telnet、Hyper-Vなど複数のリモート プロトコルに対応した高機能なリモート アクセス管理ツールです。
現在も開発は進められており、上記8製品の中で一番高機能なツールでしょう。
image
低スペックPCのためか動作が非常に重い難点がありますが、それ以外は満足しています。
詳しくは先日投稿した記事をお読みください。
あらゆるリモート接続が一画面から利用できるツール「Remote Desktop Manager for Windows 」
ストレージがSSDであれば、何とか普通に使えるかな?くらい重いと思ってください。
RDPのみ:Remote Desktop Connection Manager
Microsoft謹製のリモート デスクトップ 管理ツールです。
シンプルな作りですが、管理は非常に便利。
残念ながらかなり前から更新されていない状況です(開発終了なのかな)。
2014-09-02_133941
登録ディバイスは.RDGファイルに格納されており、他管理ツールでインポート出来る場合があります。
※他管理ツールはこの管理ツールを意識しているのでしょうか・・・
一画面でリモートデスクトップ接続を管理する「Remote Desktop Connection Manager」はすごく便利!
2014年11月18日にバージョン2.7がリリースされました。
Remote Desktop Connection Manager 2.7 
複合:Terminals
Microsoft が運営するオープンソースを含む開発プロジェクトの一つ「Terminals」も、軽量かつ高機能なリモート アクセス管理ツールです。
Remote Desktop Manager同様、複数のリモート プロトコルに対応しています。
2014-10-21_143835
Terminalsのいいね!な点は、3つ。
  • スクリーンショットが取れる
    検証する時にスクリーンショットをよく保存するので取得後の管理が楽ちんになります。
  • Data Storeがローカル ファイルだけでなく、SQL Server上に保存できる
    Data Storeはチームで利用する場合、ローカル ファイルの展開が不要なので便利だと思います!
  • 資格情報マネージャーがある
    先にユーザー名やパスワードを作り、新しい接続先を設定する時に登録済みの資格情報から選択できます。
逆にん~?な点は、設定変更のやり方がパッと見分からない点だけ。メニュー バーが常に表示されていればうれしいなぁ~
複合:Royal TS
こちらも複数のリモート プロトコルに対応したリモート管理ツールです。
現在も開発は進められており、上記8製品の中で二番目に高機能なツール
Remote Desktop Manager同様、開発元からライセンスを頂き使い続けています。
サポートするリモート プロトコルは
  • RDP
  • VNC(TightVNC、UltraVNC)
  • Terminal(Rebex.net、Putty)
  • Webページ(プロトコルじゃないけど)
となっています。
RoyalTS-002
RoyalTS-003
非常に面白いなぁと思った機能は、Webページのフィル
サインイン ページ(ログイン ページ)のテキストボックス(ユーザー名とパスワード)に事前登録した文字列を自動入力する機能です。
サイトによっては入力されない場合があり、まだ発展途上かもしれません
※入力されない例として、Microsoft Azureのサインイン ページ
Remote Desktop Manager同様、非常に重いアプリケーションです。
ストレージがSSDの環境で利用されると少し快適かと思います。

現在はベータ版となるバージョン3.xがリリースされており、Hyper-Vホストに接続するとWMI経由でVMインスタンスが表示され、Ad-Hoc接続でき増す。
Hyper-Vに多数のVMインスタンスを稼働(または登録)している方は非常に便利だと思います。
※インスタンスの起動、停止などが可能です。
尚、バージョン2.x同様、重いです!
RDPのみ:MultiDesk
超シンプルなRDP専用管理ツールです。
MultiDesk
いいな!と思った点は、MSTSCの接続情報をインポートできる点。
今まで接続してきた情報が一度にインポートできるので便利です。
接続情報は、レジストリに格納されています。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Servers
MultiDesk-003
複合:mRemoteNG
インストールしたバージョンはv1.73 Beta 1(2013-11-19)。 非常に軽い管理ツールで、基本「他ツール同様で違和感なく使える」ので安心しました。
便利だと思った機能は、インポート機能です。
  • Active Directory
  • Port Scan
  • .RDP ファイル
  • .RDG ファイル
をサポートしており、Remote Desktop Connection Manager からの移行がすぐに出来ました。 2014-10-20_134155
RealVNCはv3.xのみ対応のようで、最新v4.1はサポート外。 残念ながら接続できませんでした。
Opening connection failed! Unable to connect to the server. Error was: The server is using an unsupported version of the RFB protocol. The server is using version 4.1 but only version 3.x is supported.
複合:quickRDP
管理画面から外部アプリケーションへ情報を引き渡し起動する作りです。 そのため、VNC ビューアーなどが別途インストールとなります。 これはこれでシンプルでいいと思いますが、注意点が一つ。 Windows 7 Professional 64bit環境で実行ファイルを起動すると「libwinpthread-1.dllがない」とのエラーが出ました。
 
 どこぞから入手してきた libwinpthread-1.dll を実行ファイルと同じフォルダーにコピーする事で使えますが機能の割に導入時のハードルが高いのが残念です。
  image

結局、どれを使っているの?

現在はRoyal TS バージョン3.x(ベータ版)をメインで使っています。

重いアプリケーションにも関わらず、Royal TSを使い続けている理由は
  1. Webページ フィル機能
  2. Hyper-V VMインスタンスの管理機能
    ※インスタンス一覧画面から起動、停止などリモート操作が可能
  3. スクリーンショット機能
  4. 管理ファイルの暗号化機能
  5. 資格情報の管理機能
  6. タスク機能
    ※接続前にVPN接続するタスクを実行するなどが可能
  7. ログ機能
7機能が気に入っているためです。
特に、Hyper-Vに対応しているのは素敵ですね。
全VMを一つ一つ登録するのではなく、Hyper-Vホストだけを登録するだけでVM管理が異常に楽になります
フル機能を使うためには、約4,000円を支払う必要があります。
無料で使い続う手もありますが、開発を常に行われているプロダクトの方が安心出来ますし、ユーザーからのフィードバックを受け付けてくれる点を考慮すると安いと思っています。
Royal TS - Download
無料かつ軽量がいい!という方は
あたりをチョイスしてみてはどうでしょうか。
余談:Mac用
Macは良くわかりませんが、こういうツールがあるようです。
Remote Desktop(RD) Connection Manager
スポンサーリンク

スポンサーリンク