2015/10/16

PowerShell 複数個所にPingを定期送信するサンプル


先日「PowerShell 複数のコマンドプロンプトを引数付きで実行するサンプル」を投稿しました。
あとから考えると「コマンドプロンプトを複数個起動するのはカッコ悪い」、「そのためにわざわざPowerShell使う必要性はないだろ?」と思ったので、PowerShell スクリプト1本で複数個所にPingを定期送信するスクリプトを書いてみました。

背景

無線LANのアクセスポイントが不定期で不安定になるケースを何度も経験しています。
現象は下記のとおり。
  1. Pingの応答速度が100~2000ms、又は到達不能
  2. アクセスポイントを再起動すると一時的に改善する
  3. Pingを定期的に送信し続けると「なぜか」安定する(謎現象)
3番の理由は残念ながら全く分かりません。
パワーセーブモードやアンテナの出力など設定箇所を微調整してみましたが、解決に至っていません。残念・・・

PowerShell からPingを定期送信する

本題に戻ります。
Windows 標準機能でPingを送信する方法として
  • Ping コマンド
  • Test-Connection コマンドレット
  • System.Net.NetworkInformation.Ping クラス
が考えられます。

(個人的主観になりますが)実際に触った限り、下記特性がありました。
実行結果が高速に表示され、かつ、出力結果を成形できる点から今回のサンプルではSystem.Net.NetworkInformation.Ping クラスを使います。

サンプル


サンプル スクリプトは、送信先を指定しPingを定期的に送信させます。
送信する間隔やログ出力の有無を指定できるので、paramステートメント内の変数を適時修正してください。
param(
 #ログ出力を有効or無効
 [bool]$logOutputSwitch = $false,
 #Ping送信先
 [string[]]$ips = @("192.168.1.1","192.168.1.2","192.168.1.3"),
 #実行秒間隔
 [int]$sec = 3,
 #ログ フォルダ名
 [string]$folder = "d:\log",
        #ログ ファイル名
 [string]$file = "Pinger.log"
)

#ログ フォルダ作成
if($logOutputSwitch -eq $true){
    if((Test-Path -Path $folder) -eq $False){
        try{
            #ログ フォルダ作成
         New-Item -Path $folder -ItemType directory | Out-Null
        }
        catch{
            #フォルダ作成に失敗した場合はc:\tempフォルダを作成
            $folder = 'c:\log'
            New-Item -Path $folder -ItemType directory | Out-Null
        }
    }
}
#ログファイル名
$file = "$folder\$file"

#Pingクラス
$ping = New-Object System.Net.NetworkInformation.Ping

#無限ループ
#中止はCtrl+C
while($true){

    $log = "----------------------------------------`n"
    $log += "Exec Time:$(Get-Date)`n"
    $log += "IP Address`tTime(ms)`n"
    
    $ips | ForEach-Object{
        try{
            #RTTを取得
            $rtt = $ping.Send($_).RoundtripTime
            $log += "$_`t$rtt`n"
        }
        catch{
            #エラーの場合
            $log += "$_`tError`n"
        }
    }
    
    #ログ出力
    if($logOutputSwitch -eq $true){
        #ログファイルへ出力
     $log | Out-File -FilePath "$file" -Encoding default -Append
    }
    else{
        #コンソールへ出力
     Write-Host $log
    }
    
    #スリープ
    Start-Sleep -Seconds $sec
}

実行結果は下記のようになります。
※出力は分かりやすくするためスクリーンショットの一部を着色しています。

動作確認が取れたOS

  • Windows 7 64bit + WMF 4.0
  • Windows Server 2008 R2 64bit + WMF 4.0
  • Windows 10 64bit
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