Lenovo G550のキーボードを英語版に交換してみた

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家族が使用しているLenovo G550ですが、息子にキートップを何個もむしり取られてしまいました。

また戻せばいいんですが、残念ながらキートップをどこかへ隠されたり、なくされたり、ひっかかる金属が曲がったりと散々な状態に・・・

ちょうどいいことに、G550の英語キーボードが安く売っていたので購入&交換してみました。

ノートパソコンのキーボードの交換は誰でも出来る?

ノートパソコンのキーボードですが、交換は誰でも出来るかもしれませんが電子部品ですので静電気に気をつけることや、傷つきやすい部品に最新の注意を払う点を理解してください。

出来れば、こういうことになれた人にやってもらうことをオススメします。 

なお、今回紹介する内容は、LenovoやHPなど海外メーカの一部パーツが通販で買うことができるものに限定されます。

東芝やNECなど国内メーカだと同じようにはできないと思ってください。

英語キーボードと日本語キーボードの違いは?

Knoppixのページに日本語キーボードと英語キーボードの違いについて記載されたページがあります。

大きな違いは

  • 全角/半角ボタンがない
  • 無変換、全候補などスペースの両サイドのボタンがない(その分スペースが長い)
  • エンターキーが横長になり、|(パイプ)がエンターキーの上に配置

などレイアウトが異なります。

日本語キーボードに慣れている人は英語キーボードに慣れるまで時間がかかりますが、基本的に特殊な文字を使わなければ、日本語キーボードと同じように使えると思います。

数ヶ月間他のパソコンで英語キーボードを使っていますが、慣れればどうってことないですよ。

G550の英語キーボードは3,000円程度で買える

Lenovo G550の日本語キーボードが欲しかったんですが、よくある通販サイトでは売ってないんですよね。

逆に、英語キーボードは様々な場所で販売されており、YahooオークションではG550の新品 英語キーボードが送料込み3,000円未満で買えます。楽天でも送料込みで3,500円未満で買えます。

個人輸入、ないしは、日本に輸送してくれる海外の通販サイトを利用する手もありますが、送料込みで$30~35程度なので、Yahooや楽天を利用した方が安全だと思います。

ちなみに、今回購入した商品のInVoiceを見るとキーボードは$10のようです。送料を考えても3,000円未満で販売しても結構利益があるんですね。

※キーボード背面の金属が薄く、キーボードがかなりしなります。安い理由がわかりますね・・・

キーボードを交換する前にやっておくこと!

USBキーボードや今回のようなノート用キーボードを交換するときに1点注意すべきことがあります。

ログインパスワードを一時解除しておくこと

Windowsの場合、ログインした後に新規デバイスのドライバを読み込み・適用します

ということは、ログインパスワードを設定したパソコンでキーボード交換すると、入力を受け付けませんので画面は表示されても、ログインできません。

事前にパスワードがなくてもログインできる状態、ないしは、管理者権限付き&パスワードなしユーザを一時的に作っておきましょう。
作業が完了したら、必ずパスワードを再設定、ないしは、上記一時ユーザを削除することを忘れないで下さいね。

キーボードの交換手順

  1. バッテリを外す
    本体を裏返し、バッテリを外してください。
  2. バッテリが格納されていた場所のビスを外す
    ビスは4点、ドライバは#1を使うといいです。
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  3. 電源ボタンのカバーを浮かす
    マイナスドライバを差し込む口が4箇所あります。
    ①Esc~F1の間
    ②F6~F7の間
    ③F12~Insert
    ④テンキー*
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  4. カバーを少しずらす(注意)
    3のカバーと本体は、フレキシブルケーブルでつながれています。
    フレキシブルケーブルが切れないよう、そっと液晶ディスプレイ方向にずらしましょう。
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  5. キーボードを固定するビスを外す
    3の差込口の位置にビスが4点あります。
    ドライバ#1を使って外しましょう。
  6. キーボードを少し浮かし、裏面にあるフレキシブルケーブルを優しく抜く
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  7. 新しいキーボードを取り出す
    上が新しい英語キーボード、下が古い日本語キーボード
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  8. キーボード裏面のフレキシブルケーブルを優しく挿し込む
  9. キーボードを本体にハメる
  10. 5のビスを取り付ける
  11. 3のカバーを取り付ける
  12. 2のビスを取り付ける
  13. バッテリを取り付ける
  14. パソコンを起動し、動作確認
    キーボードの各キーが動作するか確認してください。

作業は簡単ですが、5,7のフレキシブルケーブルは切れやすい部材なので気をつけて作業しましょう。

英語キーボードとして認識させたい場合

取り付けた英語キーボードですが、そのままだとWindowsは日本語キーボードだと理解しています。

そのままつかってもいいですし、英語キーボードと認識させるのもいいでしょう。

Microsoftサポートに設定変更がありますので、参考にしてください。

[Keyboard] 英語101/102キーボード配列への設定方法

保守マニュアル、欲しいね~

ThinkPadを使ってみて非常に嬉しいかったのは、ユーザに対し保守マニュアルが提供されている点。

修理などを請け負うことがあるので、作業前に内部構造を頭に叩き込む必要性があります。

残念ながら、バリューモデルのGシリーズはコストをカットするためか保守マニュアルらしいものが提供されていないようです。結構調べてみましたが、なさそうです。

他社との差別化をするため、マニュアルとかの整備をしてもらえるとうれしいですね~

余談:ビスにあった工具を使うことをオススメします

パソコンの修理などを行うことが多いので、必要な工具をある程度準備しています。

よくネジの溝が削れることがありますが、ネジにあっていないドライバを使うとおきる現象です。

ある程度の種類を所有することをオススメします。

でも、プラスドライバやマイナスドライバなど種類がたくさんあり、価格もマチマチ。

自分は以下の基準で決めています。

  1. 使用されている金属が硬い素材
  2. ゴム製グリップがついていて、握りやすい&回しやすい
  3. できれば国産品

今まで使ってきたドライバのメーカはいくつかあります。

個人的にはAnex、Vesselが好きで、Anex社No6950のドライバセットをベースにし、セットにない#00や#000、-1.8など小さなドライバは別途用意しています。

ホームセンターなどで売っている前述メーカの8本セットなどを購入しておけば家庭で使う分には問題ありませんし、よく使うプラスドライバ#2も入っていますよ。

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