先日投稿したWHS2011 再起動後にLaunchPadのサインインが失敗する記事の原因が分かりましたのでメモしておきます。
原因はWindows Server Initialization Serviceの開始がコケていたためでした。
詳しい内容および対処方法をメモしておきます。
おさらい:今回の現象
Windows Home Server2011コネクタをクライアントにインストールし、再起動をするとLaunchPadのサインインができなくなる現象です。
クライアントを再起動すると下記の通り、問題が発生。
Microsoft Techフォーラムに質問してみたところ、原因が分かった
Microsoft Techフォーラムに本件を質問してみました。
回答は薩摩藩中仙道蕨宿別邸で有名のださっちさんに対応していただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。
ださっちさん、本当にありがとうございました。
ださっちさんからの回答を元にいろいろ試してみたところ、Windows Home Serverコネクタをインストールした際に登録されたWindows Serverサービス群がうまく開始されていなかったのが原因でした。
再起動後のイベントビューアを見てみたところ、下記のとおり一番最初のService Control Managerのエラーが出ていました。
今回分かったWHSコネクタのサービス群について
薩摩藩中仙道蕨宿別邸のださっちさんから教えていただいたLaunchPadやDashBoard、バックアップなどを使用するために使うサービス群ですが、大元になるWindows Serverサービスがあります。
Windows Server Initialization Service
この大元のサービスが開始されると、Windows Server~から始まるサービス群が開始されるようです。
- Windows Server Client Computer Backup Provider Service
- Windows Server Connector Update
- Windows Server Download Service
- Windows Server Health Service
- Windows Server LAN Configuration
- Windows Server Media Center Client Service
- Windows Server Media Center TV Archive Transfer Service
- Windows Server Notifications Provider Service
- Windows Server Service Provider Registry
- Windows Server SQM Service
これら以外に関係するサービスもあります。
- Net.Tcp Port Sharing Service
※このサービスを使うには.Net Framework v4 Client Profileが必要です。
解消するも、再起動後にInitialization Serviceがまたコケる
上記サービス群を全て開始したところ、LaunchPadのサインインができるようになり主要機能も使えるようになりました。
解決したぞ!やった~と思ったら、まだまだ・・・
今後は、OSを再起動するとまたWindows Server Initialization Serviceがうまく開始されません。
試しにWindows Server Initialization Serviceのスタートアップの種類を自動→自動(開始遅延)に変更してみたところ、自動に比べて数十秒待たされますがWindows Serverサービス群が問題なく開始されました。
これで完全解決しました!疲れた・・・
Windows Server Initialization Serviceのスタートアップの種類が自動だとうまく開始されない原因は分かっていません。
イベントビューアを見てもタイムアウトしたとしか書いてないので・・・
何らかのバッティングなのか、SSDを使っており読み書きの速度が速すぎるからか、Intel Rapid Storage Technologyなのか・・・
今回はMicrosoft Technetフォーラムの力を借りて解決できました。
一人ではこういった事を解決するのが難しいので、他力本願もたまにはいいと思いました。
でも、事前に調べて、やるだけやって、まとめてから質問することをおススメします。
いや~新年から疲れましたが、非常にスッキリしました!
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