WHS MVPのださっちさんに教えていただいたiTunesをコントロールできるWHS用アドインiHomeServerですが、非常によかったので使い勝手等についてメモしておきます。
iHomeServer http://www.bizmodeller.com/iHomeServer_for_iTunes_Setup.aspx |
今まで困っていたことが一気に解決できる
以前WHS2001+iTunesを使った音楽管理という記事に書いた時の問題点は
- クライアント端末から音楽データの追加・削除・修正ができない
クライアントからデータの追加・削除・修正をやりたいがiTunesのホームシェアリング経由ではできない。
上記作業を行うにはWindows Home Server2011にリモート接続して行う必要性がある。 - クライアント端末からプレイリストが作成・削除・修正ができない
1と同じですね。
の2点がありましたが、iHomeServerはこれら問題をスマートに解決してくれました。
iHomeServerの基本機能
- iTunesを自動起動する
iHomeServerがiTunesのインスタンスをコントロールしてくれます。
もちろん、ダッシュボード上からiTunesの停止もできます。
ホームシェアリングを使うため、スタートアップフォルダにショートカットをコピーしておく必要がありません!
- アートカバーの自動スケールダウンが可能
アートカバーのサイズが設定値以上の場合、自動的にスケールダウンしてくれます。 - WHSダッシュボード上から音楽データのリネームなどが可能
ダッシュボード上から音楽データの情報を変更できます。
iTunes同様、複数データの変更が可能です。
リスト上から音楽を削除できますが、データ自体の削除はできなさそうです。
iTunesのように曲のプロパティ画面から前後へ移動する機能(Alt+N or Alt+P)がないのがちょっと残念・・・
- 監視フォルダに音楽ファイルを追加すると自動的にiTunesへ取り込む
監視フォルダをiHomeServerに登録しておき、フォルダ内にデータをコピーしておけばiTunes上にそのデータが表示されます。
インストール方法およびiTunesの設定
ださっちさんのブログ記事にインストール方法や事前に行う設定が丁寧に説明されていますので参考にしてください。
iTunes10.5から新規インストールするとQuickTimeは同時インストールされないので、別途インストールしてくださいね。
音楽を聞く時はiTunesから
アドイン上にiTunesプレイヤーのエリアがありますが、このコントロールはWHSのマシン上で聞く場合のコントロールのようです。
クライアントマシン上でいくら操作しても音はでません。
クライアントマシンで音楽を聞く時はiTunesのホームシェアリングからになりますので勘違いしないでください。
※勘違いしたのは私だけかもしれませんが・・・
パフォーマンスは今のところ軽快
200曲くらいを登録してみましたが、今のところもiHomeServerのパフォーマンスは軽快です。
※何千・何万の音楽データがiTunes上にあった場合は確認できていません。
トライアル期間は30日あります
iHomeServerは有料アドインです。
価格は$30ですが、トライアル期間が30日あります。
30日使って価値を見出した方は購入してみましょう。
私は購入する予定です!