WHS2001+iTunesを使った音楽管理

Windows Home Server2011上に音楽データを保存して各マシンからアクセスできるようにしています。

音楽データの管理・アクセスはiTunes上で行い、ホームシェアリングを使って音楽データにアクセスしていますが、結構問題がでてきたので自分なりに解決したのでメモしておきます。

現行のシステム構成

  • データ保管
    Windows Home Server2011上に作成した共有ディレクトリ
  • データ管理
    Windows Home Server2011上のiTunes 5.xで行い、ホームシェアリングをオンにする
  • クライアント
    ノートパソコン複数台、スマートフォン

現行システム構成の問題点

上記現行システム構成で問題になっているのは2点。

  1. クライアント端末から音楽データの追加・削除・修正ができない
    クライアントからデータの追加・削除・修正をやりたいがiTunesのホームシェアリング経由ではできない。
    上記作業を行うにはWindows Home Server2011にリモート接続して行う必要性がある。
  2. クライアント端末からプレイリストが作成・削除・修正ができない
    1と同じですね。

ネットワークドライブを使って問題点を解決する

Windows Home Server2011上に共有ディレクトリを作成しているのをこれを活用して問題点を解決します。

  1. ネットワークドライブを作成する
    音楽データの共有ディレクトリをネットワークドライブに登録します。
    image
  2. iTunesの詳細設定を変更
    [iTunes Media]フォルダーの場所をネットワークドライブに変更します。
    image
  3. 音楽データをiTunesのライブラリに登録する
    登録する前に「ライブラリへの追加時にファイルを[iTunes Media]フォルダにコピーする」のチェックを事前に外します。
    チェックを外さないで大量データを登録すると、音楽データのコピー作業も同時に行われるので非常に時間がかかります。

データ追加によるファイル重複は専用ツールで対応!

音楽データの保管先に「あるデータ」・「ないデータ」のたびに「ライブラリへの追加時にファイルを[iTunes Media]フォルダにコピーする」のチェックを入れたり・外したりするのは結構面倒くさい・・・

ディスク容量に余裕があるのであれば、上記チェックを入れた状態でいいと思います。

重複ファイルを削除するようなツールを導入し、定期的に削除すれば問題ないでしょう。
重複ファイル削除ツールは窓の杜で紹介されているChutilあたりがいいかもしれません。


今回の問題点は有線・無線LANのネットワークが構築されていれば、上記やり方で全ての問題を解決することができます。

使い勝手が向上するのでやってよかったです。

この問題が解決できたら、今後は追加した音楽データのフォルダ上にUnknown ArtistやCompilationsができる件を解決します。

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