電源パーツ(パワーサプライ)の規格はいろいろありますが、省スペースパソコン(Small Form Factor)の電源はあまり見かけませんよね。
知人から修理してほしいということでしたので、交換できるのものなか調べた内容をメモ。
いい勉強になりました!
電源の規格をおさらい
パソコンパーツの中で一番二番を争うくらい壊れやすいのが電源。
近年の猛暑を何年も過ごすとヘタってきて壊れやすくなるパーツですよね。
電源は様々な規格がありますのでおさらいしましょう。
- AT電源
今はなきAT電源。
ATX電源と見分けがつきませんが、コネクタの種類などがATX電源と違います。 - ATX電源
一般的なデスクトップで採用されているよく見かける電源規格。
今では奥行きがえらく短い電源もありますよね。 - FlexATX電源
AT電源同様、最近じゃみなくなったFlexATX電源。
使ったことがない電源なのでよく分かりません・・・ - SFX電源
Mini-ITXサイズのマザーボードが流行りだしたあたりから見かけるようになった電源規格。
ATX電源を比べると非常に小さいです! - TFX電源
ATXやSFXと確実に形状が違う電源規格。
今回取り上げる省スペースパソコンで多く採用されている電源です。
ラックサーバに採用されている電源に似ていますね(全く同じ?)
省スペースパソコンで使われるTFX電源の交換方法
Lenovoの保守マニュアルを参考に交換方法を調べてみました。
参考にしたのはThinkCentre M71e SFFです。
画像を見る限り、ほとんどATX電源の交換と同じですかね。
メーカ製なので手順はあると思いますが、そこまで神経質になる必要性はなさそう。
本当にTFX電源?と言われないように調べてみたところ、保守マニュアルにTFX 240Wと記載されていました。
他社もほとんどが同じだと思いますが、交換前にしっかり調査されることをオススメします。
余談:換装された方の記事
交換を実際に行った方のブログ記事がありましたのでのせておきます。
DELL Vostro 220s 電源交換(250W->350W) TFX電源へ換装(mickの部屋さんのブログ記事)
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