ThinkPad T430s→ThinkPad E430に引き続き、ついにThinkPad X1 Carbonがうちにやってきました!
またレノボさんからデモ機をお借りしました!!
使ってみた感想ですが、「自分が所有しているThinkPad T420を売ってThinkPad X1 Carbonを購入したい!と思ってしまうほど魅力的!」です。
2012.11.09 防滴仕様であることが分かったので記事を修正しました。
ThinkPad X1 Carbonのスペック~T420と比較
愛機ThinkPad T420とのスペックを比較してみました。スペックをみれば分かりますが、X1 Carbonらしいのは
- チップセットはQMシリーズではなくQSシリーズ
- SSDはThinkPadによく使われるサムスン製ではなくSanDisk製
- 1.5kgを切る重さ
X1 Carbon | T420 | |
CPU | Intel Core i7-3667U vPro 2.0GHz (IvyBridge) | Intel Core i5-2520M vPro 2.5GHz (SandyBridge) |
チップセット | Intel QS77 | Intel QM67 |
メモリー | 4GB | 6GB |
SSD | SanDisk SD5SG2256G1052E (256GB) | Crucial M4-CT128M4SSD2 (128GB) |
OS | Win7 Professional 64bit | Win8 Pro 64bit |
液晶ディスプレイ | 14インチ??液晶 1,600x900 | 14インチTN液晶 1,600x900 |
GPU | Intel HD Graphisc 4000 | Intel HD Graphics 3000 nVidia NVS 4200M(1GB) |
重量※6セル時 | 1.36kg | 2.24kg |
Windows エクスペリエンス インデックスはこんな感じ。
SanDiskのSSD・・・十分速い
リテール製品でSanDisk製SSDってほぼ見かけませんが、ベンチマークを見る限り高速ですね。特にシーケンシャル・ライトはCrucial m4の倍。
容量がCrucial m4の2倍の256GBですので、キャッシュの違いがベンチマークに出てるのかも。
SanDisk SD5SG2256G1052E | Crucial M4-CT128M4SSD2 |
薄い!軽い!14インチクラスなのに小さい!
ThinkPad X1 CarbonはT420と比べ900gも軽いノートパソコンです。
T420は重いだけあって頑丈が売り!だと思っていますが、持ち運びをするパソコンじゃありません。(それでも東京遠征時に持っていきましたが・・・)
X1 CarbonはT420と同じ14インチクラスですが薄くて、軽くて、しかも小さいです!
正直に言いますと、このノートパソコンは欲しい!本当に欲しい!!
キーボードはT430sと同じ!だけどタッチパッドは・・・
キーボードの配列や押し心地はThinkPad T430sと同じだと思います。キーボードの打ち心地の感想は下記リンクを読んでみてください。
Lenovo ThinkPad T430sをT420と比較してみた①違いがないのか~と思っていましたが、実はタッチパッドが違いました。
ITmediaさんの記事をみるとガラス製のタッチパッドなんですね。
アンチグレア処理とアンチスレッジ処理が施されているとか。
ThinkPad T420やE430のエンボス加工(イボイボ状態)と違い、超がつくほど触り心地が良いです!
また、ThinkPad E430と同じタッチパッド自体がボタンとなっています。
電源コネクタは新形状です&方向関係なし
ThinkPad X1 Carbonのプレス記事をみた方はご存じでしょうが、X1 Carbonの電源コネクタは今までにない平たい形状になっています。また、差し込む方向は上下関係ありません!
USB端子のように差し込む向きがあるのって不便ですからね!!
今までの丸形状ではこの薄さになりませんからね~。
個人的に新鮮味があって好きです!
LANポートとVGA端子は外付け
X1 Carbonの薄さを実現するため、LANポートとVGA端子は外付けになっています。LANポートはUSB端子。
VGA端子はDポート。
両方取り付けの本体側はこんな感じ。
残念な点がちょっとある
いろいろ使ってみて感じた「残念な点」が4点あります。電源ボタンが押しにくい
ThinkPad T420と同じ感覚で電源ボタンを押すと電源が入りませんでした。私個人の感覚ですが、
- ボタンのくぼみがT420よりも浅い感じがする
- ボタンを押すと重い
- かなり強く押さないと電源が入らない
パソコンを使う時、最初に押すボタンだけにちょっと残念・・・
IPS形式の液晶じゃないのね・・・
このご時世なのでIPS形式の液晶だと思っていましたが、残念無念です。視野角は愛機T420とほぼ同じ。
バスタブ側壁排水溝がない新しい防滴仕様を採用
2012.11.09 防滴性能ありました!ThinkPadの良さの一つに耐水性に強い作りがあります。
ThinkPadはキーボード底面部シャーシのアルミ板の端を折り曲げる作り、俗にいうバスタブ構造になっており、こぼした液体をメインボード等に流れ込みにくい作りになっています。
愛機T420にかなりの量のコーヒーをぶちまけたことがありますが、バスタブ構造のおかげで今も普通に動いています。
排水口もないですし、分解した際もそれらしき作りにはなっていませんでした。
ウルトラブックらしい薄さ・軽さを実現するためトレードオフとなってしまったのでしょうか・・・
これは非常に残念・・・
X1 Carbonは今までのバスタブ構造はなく、ゴム製パッキン構造を採用。
キーボードと筐体を一体化しているため、水を流して内部に入りません!
ヒンジの固さがちょっと柔らかめ
ノートパソコンを使って無線LANの電波調査などをするとき、パソコンの両端をもって動くことがあります。その状態でThinkPad X1 Carbonを上下に動かすと液晶部が奥に倒れてしまいます。
倒れるイメージは↓の画像だと思ってください。
普通に開け閉めを行う場合は開け閉めしやすい絶妙の固さなんですが・・・
次回は保守性を確認するため、簡単な分解を行った結果を記事にします。
ThinkPad X1 Carbonの中身を見て分かった事!やっぱりオンボードか・・・
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