現在使い倒しているThinkPad X1 Carbonですが、ビジネスユースのため保守性がどうなのかキーボード部を外して中身を確認してみました。
感想は「やっぱりメモリはオンボードか・・・」です。
なお、本記事はLenovoが提供しているハードウェア保守マニュアルをしっかり読んでから行っています。
分解によりハードウェアが故障する可能性がありますので、同様のことをする場合はマニュアルをしっかり読んでください。
X1 Carbonの中身はこうなっている!
背面にあるビス7本を取り外すことでX1 Carbonの中身を見ることができます。
ビスは取れるタイプですので、なくさないようにしましょう!
さて、メインボード部は↓のようになっています。
キーボード側はこんな感じ。
CPU
ファンはかなり薄いです!CPUもちっさいです。
メモリ
メモリはオンボード固定、チップメーカはhynix製でした。
メモリ容量は4GB固定だと思っていましたが、レノボのサイトを見ると8GB版のX1 Carbonがありますね。
本当に8GBなのかな・・・
SSD
SanDisk製256GB。横長タイプ。
形状さえあれば他メーカに交換可能?
チップセット?と無線LAN
正面がQS77のチップセットだと思います。
無線LANはIntel Centrino Advanced-N 6205S、形状はハーフサイズではありません。
SIMスロット
USBポートとDポートまわり
ボタン電池
ど真ん中にあるコードにかくれてます。
バッテリ
薄くて横長です。
キーボード背面
背面全体にリブが入っており、強度を高める作りになっていますね。
保守性:ユーザが簡単に行える交換パーツ
画像を見れば分かりますが、ユーザが簡単に行える交換パーツは
- SSD
- 無線LAN
ぐらいではないでしょうか。
もちろんCPUファンやCPUも交換可能ですが、Tシリーズに比べてカスタマイズ性や保守性はかなり悪い。
ですので、基本
延長保守に入ってLenovoにしっかりサポートしてもらう
形をとった方が安心ではないか?と思いました。
特にメモリはオンボードなので、保証期間終了後の故障はかなりの出費になるかと・・・
2回にわたってThinkPad X1 Carbonのレビューを書いてみました。
保守性の問題はありますが、個人的にはT430sよりもX1 Carbonが欲しいです。
ただし!
メモリの増設ができないため、ThinkPad X1 CarbonはHyper-Vなど仮想化を使う人やAdobe製品などメモリを喰うアプリケーションを多用するに人には向かないでしょう。
逆に、メモリは4GBで十分事足りる人になら非常に魅力的な製品です。
是非購入して使い倒してください。
X1 Carbon、これは買いたい製品です!(お金がないけど・・・)
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