10年ほど前に比べて、個人ユーザが使えるリモートデスクトップアプリケーションの種類は非常に多くなりましたよね。
昔はRealVNC、PcAnywhereなどが有名ですが、今日ではSplashTopやTeamViewer、Logmeinなどが無料で使えるいい時代になりました。
先日、AndroidやiOSなどスマートフォンやタブレットからのリモートデスクトップを考慮してSplashTop2を使ってみましたが、マシンによってCPU使用率が異常に高く、全く使いものにならない現象に遭遇したのでメモ。
製品自体は結構良いと思いますが、リモート先のマシンを選ぶ感じがします。
SplashTop2のシステム要件
SplashTop2 アプリを使用して接続を受信するマシンのシステム要件は下記の通り。
- Windows 7、Vista、XP、または Mac OS X 10.6+
- 1 GB の RAM
- 1.6 GHz またはそれ以上の速度のデュアルコアCPU
今回遭遇した現象
これは常用するには厳しいな・・・と感じた現象は2つ。
- リモート先のCPU使用率が常に80~90%になる
WindowsXPマシン(Core 2 Duo E4400(2.0GHz) 2GB)にリモートアクセスしたところ、CPU使用率が80~90%になります。
高使用率になるプロセス名はSRFeature.exeでした。
- リモート元の操作が鈍くなる場合がある
リモート元のマウス操作やキー入力など操作全般が鈍くなる現象※が稀に発生
※カーソルを移動するとかくつくなど・・・
Intel Coreシリーズ第一、第二世代のマシンでは問題なく使えていますが、SplashTop Forumを調べるとCore2シリーズ(特にMac)で本現象が起きているようです。
不本意ではありますが本現象を解決することができませんでした。ですが、マルチデバイスからリモートデスクトップ接続できる製品として非常に魅力的です。
快適に使える環境であればいいでしょうが、今回のような現象では常用は難しいと判断しアンインストールしました。無念・・・