![image_thumb[1][3][4]](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKdma49twM0tnjXgcPTD-pRESXIkG4PRjZfvT-G8QGrqkgt9SXSo04FmWh5P9rPTtkiR3ydRb9T33srJrRLtphTTExzBQ4Sg94bsC4oturt2_3_VVupl53uo_JMNlgolRsyWvj3uf9LxAr/s1600-h/image_thumb%25255B1%25255D%25255B3%25255D%25255B4%25255D%25255B3%25255D.png "image_thumb[1][3][4]")
Windows Home Server 2011のリモートWebアクセスについてテストを行っている最中に気が付いた内容をメモ。
なお、本件はマイクロソフトが想定している（だろう）本来の使い方・設定方法ではないため、実際に設定しないでください。
ご存じの通りWHS2011はサーバOSです。
理解しないで何となく設定を行うとWHS2011が最悪「修復不可能な状態」に陥るので、絶対に行わないでください。
一情報として参考程度に読んでください。
リモートWebアクセスの設定とRA_xxxxのグループの関係性
ダッシュボードは非常に優れた管理ツールで、ダッシュボード上からWHS2011の様々な設定が行え、ユーザの登録・管理などが設定可能です。
登録したユーザをダブルクリックすると、ユーザに紐づいた各種設定が表示されます。
その中に[リモートWebアクセス]タブがあり、WAN上からリモート接続した時に操作可能な各種機能が表示されています。
※リモートWebアクセスの詳細・設定を知りたい方はWHS-MVPださっちさんのブログ記事をご覧ください。
これら機能を変更すると、[ローカルユーザーとグループ]の下記[グループ]に反映されることが分かりました。
※lusrmgr.mscを実行すると[ローカルユーザーとグループ]画面が表示されます。
| リモートWebアクセスの有効 | → | RA_AllowRemoteAccess |
| 共有フォルダー | → | RA_AllowShareAccess |
| コンピューター | → | RA_AllowComputerAccess |
| メディア | → | RA_AllowMediaAccess |
| ホームページリンク | → | RA_AllowHomePageLinks |
| サーバーダッシュボード (管理者アクセス権が必要です) | → | RA_AllowDashboardAccess |
例として、backupユーザのコンピューター欄にチェックを入れ、適用すると[RA_AllowComputerAccess]は下記のようになります。
 | → |  |
これ以外に、RA_AllowNetworkAlertAccessやRA_AllowAddInAccessもあります。
RA_AllowNetworkAlertAccessは[全般]タブの[ネットワークの正常性アラートを表示できます(V)]と連動しています。
RA_AllowAddInAccessは調べましたが、どの設定項目と連動しているのかは残念ながら分かりませんでした。
余談：リモートWebアクセス 有効→禁止にするとどうなるか？
試しにリモートWebアクセスが有効になっている状態から禁止に変更するとどうなるか確認してみました。
例として、backupユーザのリモートWebアクセスが有効状態から無効状態にしました。
試してみたところ、
- RA_AllowRemoteAccessグループからbackupユーザが消える
→
- その他RA_AllowXXXXXグループは変化しない
→
という結果になりました。
再三再度になりますが、本内容はマイクロソフトが想定している（だろう）本来の使い方・設定方法ではないため、実際に設定しないでください。