2013年4月10日のWindows Updateを適用後、仕事用PCのOffice IME 2007に問題が発生しました。
有名な内容ですが、漢字変換をすると「ひらがな」と「カタカナ」のみ表示される現象です。
Office IME 2010へアップグレードすることで改善できる!事は調べて分かっていたので、回復できる方法を探ってみました。
行った内容
- 別ユーザでログイン
予想通り、漢字変換できず - Office IME 2007の設定を初期化
[プロパティの設定を規定値に戻す]や[学習情報の消去]、[ユーザ辞書の新規作成]など基本操作を行うも、漢字変換できず - Microsoft IMEを追加インストール
古典的ですが、Microsoft IMEを追加インストールしました。
問題なく使えます。 - 漢字変換できない問題を修正したKB938574を適用
Office IME 2007で漢字変換できない問題を修正したKB938574を適用してみましたが、インストールできませんでした。
予想、適用対象外のOS(Windows 7 64bit)だからかと思っています。
結果:Office IME 2010へアップグレードして対応
色々と設定しましたが、結果Office IME 2010へアップグレードする選択肢を選びました。
アップグレード後は至極快適!
ダウンロードとインストールの注意点
Office IME 2010はOffice 2010同様、32bit(x86)と64bit(x64)の二つが用意されています。
OSの32/64bitに合わせるのではなく、インストールされているOfficeの32/64bitに合わせる事が大切です。
通常インストールを行えば32bit版をダウンロードし、インストールしましょう。(64bit OSの場合はWOWを使うので心配しなくてもいいです)
余談:マイクロソフトでもOffice IME 2010へアップグレードを推奨
マイクロソフトでは初心者向けのサイトを用意しており、その一つに同症状に対する対策方法を説明しています。
Office IME 2007は約6年も前のソフトウェアになりますので、2010へアップグレードしてもらいたい意図なんでしょうかね。
分かりやすい専用ページを用意している訳ですし、Windows 7を対象とした修正KBをリリースしていないですし。
そんなこといったら、Windows XPとOffice 2003の対応は厳しい対応になりそうだな(私を含めて・・・)