先ほど気が付いた事ですが、Office Professional Plus 2013をインストールしているマシンで[Spreadsheet Compare 2013]なるMS純正のアプリケーションを発見しました。
アプリケーション名を見ただけで機能は何となく分かりますが、気になったので使ってみました。
同名のツールがsourceforge.netにありますが、これとは別のようですね。
2013.05.01 Plusが付かない手持ちの「Office Professional 2013」で確認した限り、hpreadsheet Compare 2013はないようです。
2つのエクセルファイルを比較するツール
世代管理をしているエクセルファイルで、前回との違いを抽出したい時があると思います。
テキストファイルの内容やフォルダを比較する際「WinMerge」を使っていますが、これのエクセル版です。
比較したセルを色づけするだけでなく、詳細内容までレポートしてくれます。
マクロ付きも比較できるのか?
簡単なマクロを書いたエクセルファイル(.xlsm)の比較も可能かやってみました。
ベースとなるマクロ付きエクセルファイルです。
シート比較では配置したオブジェクト(フォーム コントロールとActiveX コントロール)は排除されています。
画面下部のカテゴリおよび変更リストを確認すると、セルだけでなくマクロコードもしっかり比較されています。
日本語は文字化けしますが、英数字で開発しているので私には問題ありません。
変更リストの行をダブルクリックすると詳細画面が表示されます。
パスワード付エクセルもOKなのか~
パスワード付エクセルを比較しようとすると下記のようにエラーがでます。
[OK]ボタンを押すとパスワードを求められます。
パスワードが一致すれば比較結果画面が表示されます。
最初からパスワードを登録しておくことも可能で、[Options]→[Passwords Manager]→[Add]の手順で登録できます。
Spreadsheet Compare 2013はOffice 2013からのツールなんでしょうか?
今までエクセルやワードの本体にしか目がいきませんでしたが、今回のようなツールを見直すいい機会だなと。
Accessファイルの比較が可能なDatabase Compare 2013やOffice 2013 テレメトリ ダッシュボードなどはSpreadsheet Compare同様、触ったことも聞いたこともないのでこれから調べてみたいと思います。
余談:Spreadsheet Compareの説明ページ
USサイトになりますが、Spreadsheet Compareの詳細説明ページがあります。
時間がある方はゆっくり読んでみては如何でしょうか。