以前から期待されつつも販売される事がなかったワイヤレス版ThinkPad トラックポイント・キーボード。
先日ついに日本でも販売されましたので、発表当日に注文してみました。
今回はThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード(長ったらしい製品名なので、以後ThinkPad Bluetooth キーボードとします)の
- ThinkPad Twistのトラックポイント・キーボードとの違い
- キーボードの使い心地
- Windows 8.1 Previewでの動作
まだ数時間しか使っていませんが、これ良いと思います!
2013.07.08 NumLockに関する項目を追記。また、Windows 7での動作確認もとりました。
2013.07.14 LEDインジゲータ状態、および、トラックポイント・キャップについて追記。
2013.07.15 トラックポイント・キャップに関する記事のURLを追記。
購入したのは英語版ThinkPad Bluetooth キーボード
数年前から自分がメインで使うキーボードは全て英語版に切り替えていますので、ThinkPad Bluetooth キーボードも英語版を購入しました。所有しているThinkPad Twistと見比べたところ
といったところ。
OS起動後のNumLockがかからない!
今までThinkPad USB トラックポイント・キーボードを接続していたPC、および、サーバのログインは週明けだと100%ログインに失敗していました。
毎回Fn+ScrLkを押し、NumLock解除することに当初はイライラ。
ThinkPad Bluetooth キーボードは何も考えずにログイン パスワードを打てるのでうれしいですね~
保証期間は1年
ThinkPad USB トラックポイント・キーボードは3年保証(36か月)でしたが、ThinkPad Bluetooth キーボードは1年保証(12か月)になっています。
バッテリも搭載していますから、3年保証という訳にはいかないんでしょうか。
ThinkPad Bluetooth キーボードの登録方法
Windows 8に登録する場合は下記URLへアクセスしてください。Windows8 Bluetoothデバイスを認識・登録する方法Windows 8.1 Previewに登録する場合は下記URLへアクセスしてください。
Windows 8.1 PreviewでBluetoothデバイスを登録する手順
右上のLEDインジゲータ状態
LEDインジゲータ状態がレノボの商品サイトに明記されていました。
- 緑(フェードイン) - Bluetooth キーボードの電源オン状態
- 緑(1秒間に2回点滅) -Bluetoothキーボードがペアリング・モードであるか、コンピューターとの接続を確立中
- 緑(5回点滅) - Bluetoothキーボードがコンピューターとの接続を確立
- 緑(フェードアウト) - Bluetooth キーボードの電源オフ
- オレンジ(3回点滅) - Bluetooth キーボードのバッテリー残量低下
トラックポイント・キャップはロープロファイルのみ(Helixと同じ)
ThinkPad Bluetooth キーボードと同時に注文しましたが、トラックポイント・キャップはロープロファイル(高さが低い)のみになります。
ThinkPlus トラックポイント・キャップ・コレクション(クラシック、ソフト・ドーム、ソフト・リムの3種類)を誤って購入されないようご注意ください。
ロープロファイル トラックポイント・キャップについて記事を書きました!
ThinkPad ロープロファイル トラックポイント・キャップは既存機種でも使えるのか?
ThinkPad Bluetooth キーボードの打ち心地
入力デバイスは、その人に合った物を使うと生産性がぐっと上がる大事なデバイス。さて、ThinkPad Bluetooth キーボードの使い心地は・・・予想通りの打ち心地
数時間、ThinkPad Bluetooth キーボードを使ってみた限り6段レイアウト使いなら、予想通りの打ち心地!といったところ。
ワイヤレス最高!
ただ、ThinkPad Twistと比べた限り、キー入力のフィーリングはTwistの方が好きです。
表現が難しいのですが、ThinkPad Bluetooth キーボードは
ThinkPad本体に搭載されているキーボードのような、キーを底まで押し込んだ時の固い感触が感じられないので。
また、以前ThinkPad T420とThinkPad USB トラックポイント・キーボードを比較した際に思った
入力する度に感じるカチャカチャ感?カチャカチャ音?がThinkPad Bluetooth キーボードでもあります。
遅延は全く感じない
使い続けた限り、キー入力からキー表示までのはっきりとした遅延は全く感じませんでした。初期リリース品は各メーカさんが何かやらかす場合がありますから、ちょっと心配してました。
ファンクションキーはいつもどおりの反転仕様
ThinkPad Edgeシリーズではお馴染みのファンクションのキーの反転仕様がThinkPad Bluetooth キーボードにも搭載されています。例えば、
- F1を押すとミュート
- F6を押すとディスプレイの輝度を一つ上げる
カタカナ・アルファベットに変換するためF7~F10を多用する方にとっては非常に邪魔な仕様ですが、これを回避するため、ThinkPad Bluetooth キーボードにはFn+Escを押しFnLk(ファンクション・ロック)=反転仕様を解除することができます!
画面中央下部にFnLkアイコンが出れば解除になります。
なお、FnLkを有効にするためには[ThinkPad Keyboard Suite]のインストールが必要です。必ずインストールしましょう。
http://support.lenovo.com/en_US/product-and-parts/detail.page?DocID=PD026503&rd=1
Windows 8.1 Previewでの動作
みなさんがお使いのWindows 7、8での動作確認が取れました。- Windows 8 Pro 64bit
- Windows 7 Professional 64bit
Windows 8.1 PreviewをインストールしたThinkPad TwistにThinkPad Bluetooth キーボードを登録した結果、Windows 8.1 Previewでも動作しました。
Bluetoothデイバスの登録が完了すると、[ThinkPad Keyboard Suite Updater]ウィンドウが表示されす。
もし、[後でダウンロードする]をクリックした方は最後の方にリンクがありますので、そちらからダウンロードしてください。
何も考えずインストールし、[マウスのプロパティ]を開いてみたところThinkPad TwistのUltraNav以外に[外付けキーボード]タブが追加されていました。
下の画像はThinkPad TwistのUltraNav設定。
こちらの画像がThinkPad Bluetooth キーボード用。
設定は[ポイントの速度]、[ThinkPad優先スクローリング]、[OSD詳細設定]など項目は少ないです。
ポインタが最高速にならない場合
[外付けキーボード]タブの[ポインタの速度]を最高速にしたものの、他ThinkPadと同等の速度にならない場合は、[ポインター オプション]タブの[速度]にあるスライダを微調整してみてください。Windows 8.1 Previewではこの設定方法で改善しました。
マニュアルおよびソフトウェア
マニュアルをみて初めて知りましたが、製品名は「ThinkPad Compact xxxx Keyboard with TrackPoint」になります。xxxxはUSB or Bluetoothなんですね。こっちの方が短くていいな・・・
マニュアルのダウンロード
http://download.lenovo.com/ibmdl/pub/pc/pccbbs/options/0b58442_tp_compact_usb_bt_kb_ja.pdf
ThinkPad Keyboard Suiteのダウンロード
http://support.lenovo.com/en_US/product-and-parts/detail.page?DocID=PD026503&rd=1
いつもどおり、キーボードはレノボ個人向けショッピングから購入しました。
定期的にx0%オフのクーポンが提供されていますので、是非クーポンが使える期間で購入されることをオススメします。
定価だと、Bluetooth版が13,041円、USB版が7,728円になっており、かなりいいお値段ですので賢く買い物をしてください。
余談ですが、7段レイアウトのThinkPad USBトラックポイントキーボードが昔から急に値上がりしたのは6段レイアウトのUSB版と価格を合わせるためだったんですね。
そういう事か・・・
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