私は離籍時に[Win]+[L]を押し、ロックをかける癖をつけるようにしています。
癖をつけるようにしてます!なんていってますが、よくロックを忘れてしまう人間ですので自動でロックができないものか調べてみました。
説明前の注意事項
今回メモする内容は[ローカル グループ ポリシー エディタ]や[レジストリ]を使っています。作業によって重大な問題が起きるかもしれません。
必ず、自己責任の元で行い、ご自身で対処されるようお願い致します。
一定時間操作されなかったパソコンを自動ロックする方法
- administrator権限を持つユーザでログイン
- [win]+[R]→[gpedit.msc]を実行
- [ユーザーの構成]→[管理用テンプレート]→[コントロール パネル]→[個人設定]を選択
- [スクリーン セーバーをパスワードで保護する]を有効にする
- [スクリーン セーバーをタイムアウト]を有効にする
- [スクリーン セーバーを起動するまでの時間(秒)]を任意の時間にする
設定はレジストリに
グループ ポリシーから設定した項目はどこに格納されているのか調べてみました。HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Windows\Control Panel\Desktop格納先には
- ScreenSaverIsSecure
- ScreenSaveTimeOut
小規模の場合はバッチファイルを作成し、各パソコンで実行すれば作業が楽になると思います。
※検証を行い、問題がない事が前提です。
中・大規模はActive Directoryを構築しているでしょうから、グループ ポリシーを設定・適用するだけでしょう。
余談:[スクリーン セーバーのタイムアウト]のヘルプを読んでみた
[スクリーン セーバーのタイムアウト]のヘルプ欄に大切な事が書いていましたので、こちらもメモ。- スクリーン セーバーが起動するまでの時間は、コンピューターがアイドル状態になってからスクリーン セーバーが起動されるまでの時間のことである
- 設定時間は1秒~86,400秒
- 設定時間を0にするとスクリーン セーバーは起動しない