しかし、統合スクリプティング環境「PowerShell ISE(Integrated Scripting Environment)」は「すべてのプログラム」一覧にありません。
サーバOSなのにPowerShell ISEが使えないのか・・・と落胆していましたが、昨日購入した牟田口 大介さんの本「【改訂新版】 Windows PowerShell ポケットリファレンス」にPowerShell ISEの有効方法が書いてありましたので、その内容をメモ。
なお、本内容はサーバの機能を有効化する必要があり、ライセンス的にグレーゾーンかもしれません。予めご了承ください。
WHS2011におけるPowerShell ISEを有効にする方法
PowerShell ISEは初期状態では機能が有効になっていません。
- [サーバーマネージャー]を起動
- [機能]→[機能の追加]をクリック
- [Windows PowerShell Integrated Scripting Environment(ISE)]にチェックし、[インストール]ボタンをクリック
- 内容を確認し、[インストール]ボタンをクリック
- インストール完了
- [すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[Windows PowerShell]にPowerShell ISEがあれば終了
サーバサイドにおいてPowerShell ISEを有効にする必要性があるの?という感はありますが、
- 機能を有効にすればPowerShell ISEが使えるという事
- 有効にする手順が確認出来た事
最後に、まだまだ修行中の身ですがPowerShellは非常に便利ですね!
皆さんにも是非使っていただきたいです。
追記
今回サーバサイドでPowerShell ISEを利用する手順を書きましたが、本来は
- クライアントPCで開発、テスト
- テスト通過後、サーバで.ps1等を実行 or タスクスケジューラに登録
と考えています。
サーバサイドでちょっとした手直し(がいいかは別かもしれません)がしたい場合に便利だな!と思い、今回の内容を投稿しております。
余談:Windows Server 2012 R2 Esentialsは初期状態から有効
今後リリースされるWindows Server 2012 R2 Esentialsはどうなのか調べてみました。予想通り、PowerShell ISEは初期状態から有効になっています。
余談:PowerShellを勉強するために購入した本
先日からPowerShellを勉強し始めました。勉強にあたり、PowerShellの本を数冊購入しましたが、私的感想はどれも当たりです。
- 基本は、牟田口さんの本
- インフラ管理は永尾さんや小鮒さんの本
- 最新OSのWS2012は山内さんの本
と基本から最新OSの運用まで3冊でカバーできます。
そろそろPowerShellに挑戦したい!とお考えの方、是非読んでみてください。
なお、著者はMicrosoft MVPを受賞されている方々です。
さすが、Microsoft MVPを受賞されている方々は本当に素晴らしい!