一部のWndows 7に対し、IE9へダウングレード、および、IE10およびIE11用自動配布の無効化ツールキットを実際に使ってみました。
IE用無効化ツールキットをご存じない方は下記記事を最初にお読みください。
IE10から9へダウングレードする手順~IE10 Blocker Took Kitは大切です2013/11/13
Internet Explorer 11 自動配布の無効化ツールキット
ツールキットを適用したクライアントPC上で、Windows Updateの一覧にIE11が表示されない事を確認しました。
自動配布の無効化ツールキット の使い方
今回はIE11版の使い方を説明します。- 自動配布の無効化ツールキットをダウンロード
IE10版:http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=36512
IE11版:http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=40722 - exeファイルを実行、任意の場所に解凍
- 管理者権限でコマンド プロンプトを起動
- /Bスイッチ付きでバッチファイルを実行
※/UはUnBlock、/Hはヘルプです。
解凍ファイルの中身
前述の2番を実行すると、下記3ファイルが解凍されます。- IE11_Blocker.adm
Group Policy Administrative Template - IE11_Blocker.bat
バッチファイル - IE11_BlockerHelp.htm
ヘルプファイル
IE9のダウンロード
Windows Vista/7 および x86/x64でダウンロード ファイルが異なりますので注意してください。http://www.microsoft.com/ja-jp/download/internet-explorer-9-details.aspx
適用した結果
2013/11/13 Windows Updateの日でしたので、2台のWindows 7 クライアントPCで比較してみました。※Windows 7 Professional SP1 32bitと64bit、各一台
IE11用自動配布の無効化ツールキットを適用したクライアントPCは一覧にIE11が表示されていません。
余談:バッチファイルの中身
バッチファイルの中身をのぞいてみました。内容は引数をチェックし、各処理を実行、結果を表示してますね。
- /Bの場合、レジストリを追加
- /Uの場合、レジストリを削除
- 上記以外は使い方を表示
キー:HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Setup\11.0 値の名前:DoNotAllowIE11 値のデータ:1(DWORD)