実際に触ってみると非常に便利でして、iLO3 Advancecd Pack Licenceを購入してみたいな・・・と思うほど。
さて、iLOの各種設定が完了、テストも終わったので実運用にのせようかと思った直後、iLO3用ホスト名の名前解決が出来ていない事に気が付きました。
今回はWSE 2012 R2のDNSサーバを設定し、iLO3用ホスト名の名前解決をする方法をメモ。
WHS2011同様、WSE 2012 R2も基本、ダッシュボード以外を触る事はそうありません。
iLO3用ホスト名DNSに登録し、名前解決をする方法
- iLO3に割り当てる固定IPアドレスを設定、IPアドレスをメモ
- iLOをリセット
- WSE 2012 R2の[DNS マネージャ]を起動
- [前方参照ゾーン]→[新しいホスト(A または AAAA)]を選択
- iLO3のホスト名とIPアドレスを入力
- クライアントPCから[nslookup]コマンドを実行し、名前解決ができるか確認
WSE 2012 R2を再起動・シャットダウン後はDNSサーバがないため、名前解決出来ません。
その場合は、IPアドレスでアクセスしましょう。
余談:クライアントのDNSサーバのアドレス=WSEのアドレス
WSE 2012 / WSE 2012 R2のコネクタをクライアントにインストールすると、ネットワーク設定のうちDNSサーバのアドレスはWSEのIPアドレスが最初から入力されています。ネットワーク上に1台のDNSサーバ(WSE)が存在し、WSEを停止したり、ネットワーク障害が発生すると名前解決ができなくなり、パニックに陥る可能性があります。
Bing.com等インターネットにつながらない!などの報告が上がってきた場合はWSE上のDNSサービスをチェックしましょう。
また、WSEはエンタープライズ サーバーOSのため、基本「無停止(24時間365日)」になります。
障害を未然に防ぐ or 最小限にするため、ハードウェア、ネットワークはしっかりとした物を選定したいですね!