Windows Azure Backup を使ったバックアップ データ サイズと金額のサンプル


以前「Windows Azure Backup との統合を有効にする手順~Windows Server 2012 R2 Essentials」でご紹介した「Windows Azure Backup(現Microsoft Azure Backup)」のデータ サイズと実際にかかった料金のサンプルをメモ。
実際に使ってみないと分からないものですねぇ

使って初めて分かった!Azure Backupのデータ サイズと料金

Windows Server 2012 R2 Essentials の一部データをWindows Azure 上へバックアップしてみました。
転送前のバックアップ データ サイズは、17.480GB。
データ転送後、Windows Azure Backupのレポートを確認すると
  • 利用期間は、5日間
  • 請求対象のデータ量は、2.81GB
  • 請求金額は、80円
となりました。

請求金額の80円は
無料枠 5GBを超えたデータ量(2.81 GB) × 28.56円(小数点切り捨て)
から算出できます。
http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/backup/
2014-08-06_162700
転送データは、Windows Server 2012 R2 Essentialsの
  • ファイル履歴 のデータ
  • 一部共有フォルダ のデータ
になります。
2014-08-06_153627

バックアップ データと転送後データのサイズが違うのはなぜ?

今回の転送後のデータ サイズが転送前と比べて約半分とかなり小さくなっていました。
  • 転送前:17.480 GB
  • 転送後:7.81 GB(無料枠 5GB + 超過分 2.81GB)
調べてみたところ、「Windows Azure Backup のサポート オプション(msdn)」のサポート ページに理由が。
バックアップで転送されたデータの量が、バックアップしたデータの量と一致しません。これはなぜですか?
内容を確認すると、Windows Azure Backup エージェントはデータを転送する前に
  • データの圧縮
  • 暗号化(パスフレーズを利用)
を行うため、転送前後でデータ サイズが変化します。
プロバイダによっては、一日当たりのアップロード転送量に制限がありますから、転送データ サイズが小さくなるのは歓迎です。
尚、バックアップされるデータ量とは関係なく約 35 MB の固定データが転送されるそうです。
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