以前「Windows Azure Backup との統合を有効にする手順~Windows Server 2012 R2 Essentials」でご紹介した「Windows Azure Backup(現Microsoft Azure Backup)」のデータ サイズと実際にかかった料金のサンプルをメモ。
実際に使ってみないと分からないものですねぇ
使って初めて分かった!Azure Backupのデータ サイズと料金
Windows Server 2012 R2 Essentials の一部データをWindows Azure 上へバックアップしてみました。転送前のバックアップ データ サイズは、17.480GB。
データ転送後、Windows Azure Backupのレポートを確認すると
- 利用期間は、5日間
- 請求対象のデータ量は、2.81GB
- 請求金額は、80円
請求金額の80円は
無料枠 5GBを超えたデータ量(2.81 GB) × 28.56円(小数点切り捨て)から算出できます。
※http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/backup/
転送データは、Windows Server 2012 R2 Essentialsの
- ファイル履歴 のデータ
- 一部共有フォルダ のデータ
バックアップ データと転送後データのサイズが違うのはなぜ?
今回の転送後のデータ サイズが転送前と比べて約半分とかなり小さくなっていました。- 転送前:17.480 GB
- 転送後:7.81 GB(無料枠 5GB + 超過分 2.81GB)
バックアップで転送されたデータの量が、バックアップしたデータの量と一致しません。これはなぜですか?内容を確認すると、Windows Azure Backup エージェントはデータを転送する前に
- データの圧縮
- 暗号化(パスフレーズを利用)
プロバイダによっては、一日当たりのアップロード転送量に制限がありますから、転送データ サイズが小さくなるのは歓迎です。
尚、バックアップされるデータ量とは関係なく約 35 MB の固定データが転送されるそうです。