Windows Serverの「ネットワークと共有センター」の「アクティブなネットワークの表示」を確認すると「識別されていないネットワーク」また、「パブリック ネットワーク」になっていました。
Firewallのポリシー通りの動きになっています!ある意味、安心しました。
今回は、PowerShellを使ってネットワークのカテゴリをパブリック ネットワークからプライベート ネットワークへ変更する方法をメモ。
ネットワークのカテゴリとは?
「ネットワークと共有センター」を開き、「アクティブなネットワークの表示」欄にある- プライベート ネットワーク
- パブリック ネットワーク
- ドメイン ネットワーク
「アダプターの設定の変更」の一覧を「詳細」にすると良く分かります。
手順
ネットワークのカテゴリを変更する場合、手順は下記の通り。
- PowerShellを管理者権限で起動
- Get-NetConnectionProfile コマンドレットを実行、Name パラメータの値を確認
- Set-NetConnectionProfile コマンドレットを実行し、ネットワーク カテゴリをPrivateへ変更
>Get-NetConnectionProfile -Name "識別されていないネットワーク" | Set-NetConnectionProfile -NetworkCategory private - Get-NetConnectionProfile コマンドレットをもう一度実行し、NetworkCategory パラメータの値がPrivateに変更されているか確認
Windows 8.xでも実行できます
Technet ライブラリ「Get-NetConnectionProfile」及び「Set-NetConnectionProfile」を確認、Windows 8/Windows Server 2012からこのコマンドレットは利用できます。
余談:Network Location Awarenessの仕組み
今回の環境はDefault Gatewayを設定していないため、ネットワーク カテゴリは「パブリック ネットワーク」になりました。そのため、Windows ファイアウォールの「ゲストまたはパブリック ネットワーク」に接続され、リモート デスクトップ接続やPingの応答がなかった訳です。
Technet ライブラリを調べると「Network Location Awareness」という仕組みなんですね。
仕組みが説明されているので、非常に勉強になりました!
Network Location Awareness - Technet ライブラリ