Microsoft ドキュメント共有サービス「Docs.com」はちょっと嬉しいサービス

先日知人から教えてもらったMicrosoftが提供するドキュメント共有サービス「Docs.com」をご紹介します。
私が勝手に思っている事ですが、Docs.com = PowerPoint Online + SlideShare です!

2015.07.30 加筆
コレクションについて書き足しました。

SlideShareは非常に便利!だけど・・・

ここ3年程、県内外においてMicrosoft 製品に関するお話し(登壇)をさせていただく機会を頂いています。非常にありがたい事です、本当にありがとうございます。

登壇後は、プレゼンテーション スライドをSlideShareへアップロードし情報を共有しています。
理由は2点。
  • 自身の活動を見える化する
  • 参加できなかった方やその情報が欲しい方へ情報を提供する
SlideShareは非常に素晴らしいプレゼンテーション スライド共有サービスです。
※SlideShareのAboutページによると、ゴールは「To share knowledge online」だそうです。

PowerPoint ファイルをアップロードするだけで、各スライドだけでなくタイトルやスライドのテキストを自動抽出してくれます。
素晴らしいですよね、BingやGoogleなど検索エンジンにヒットしやすくなりますから。

最近では、動画(YouTube)をスライド途中に差し込む機能も搭載され、スライドのPV数だけでなく動作のPV数も同時に上昇します。素敵です!

Pros(良い点)は上記のとおりですが、Cons(悪い点)は一点だけあります。
それは、スライドのアニメーションは認識されない事(動作しない)です。
そのため、
アニメーション無しでスライドが分かるよう、意識してスライドを作る
ようになりました。

意識する事は良い事ですが、少し残念な気分になります。
常にSlideShareへアップロードする事を考えてスライドを作るって。。。

「Docs.com」ならアニメーションが忠実に動作する

今回ご紹介する「Docs.com」はMicrosoftが提供するドキュメント共有サービス(のよう)です。
こちらのドキュメント共有サービスでは、PowerPointのアニメーションは忠実に動作します
共有できるファイルは下記4種類。
  • PowerPoint(.ppt、.pptx)
  • Word(.doc、.docx)
  • Excel(.xls、.xlsx)
  • PDF(.pdf)
試しにテキストファイルをアップロードしてみると怒られました。
共有元は4か所。
  • ローカルPC内のドキュメント
  • OneDrive
  • Sway
  • Office Mix
このサービスは個人を提供にしているのか、Office 365 アカウントでのサインインはできませんし、共有元にはOneDrive for Businessはありません。

先日登壇したプレゼンテーション スライドをアップロードしてみました。
設定画面はSlideShareの方がシンプルですね。

ビューはDocs.comの方が好きです。
  • スライド サイズが大きいため、見やすい
  • アニメーションが忠実に動作する(PowerPoint Onlineを使っているから)
下記スライドは埋め込みコードをブログ記事に貼り付けたものです。

コレクション、これがまたいいのですよ

本記事を最初に投稿した時は、「コンテンツ」について書きました。
投稿後に発見した「コレクション」、これの使い方がやっと分かりました。

コレクション、これは名前の通り
xxxに関するコンテンツやリンクを一つにまとめる
事が出来ます。
「NAVER まとめ」と似た機能と思ってください。

下のコレクションはWindows 10に関するリンクやコンテンツをまとめたものです。
例えば、
  • あの記事が書かれたURLは何だっけ?
  • ブログに書くまでもないんだけど、どこかにメモっておきたい
  • 関連するDocs.comのコンテンツも一緒にまとめておきたい
などの要望を叶えてくれる機能です。
また、これらまとめた内容をパブリックに公開・共有が出来るので、自分で一からxxxをする必要はありません。便利です!

アニメーション+実績+テキスト検索=嬉しい

本記事のタイトルにある「ちょっと嬉しい」とは、
  1. プレゼンテーション スライドのアニメーションが忠実に動作する
  2. 実績が得られる
  3. スライド内のテキストの一部を検索できる
の事を表しています。

1番目は、前述のとおりなので割愛します。
2番目は、(SlideShareと同じで)閲覧数・ダウンロード数・いいね数が取得できます。
3眼目は、(SlideShareと同じで)スライド内のテキストを検索する事が出来ます。
Docs.comの検索ボックスにキーワード「事務員」と入力すると私のスライドだけがヒットしました。
このキーワードは、タイトルや説明文、アカウント情報には明記されていません。
結果から判断するに、検索はスライド内のテキストに対しても行われている事が分かりました。

もう少し突っ込んで調べてみましょう。
画像右上に「検索プロバイダー bing」と書かれていたので、bingで検索すると予想通りヒットしました。
当然といえば当然ですが、当然が行われていない企業さんもあるので安心しました。

(まだベータだけど)Office製品を使っている人はDocs.comを使ってみて!

まだベータ版のDocs.comですが、Microsoft Officeのドキュメントを共有したい!なら共有先の一つにDosc.comを使っていいと思います。
認知度は別として、サービスの基本品質はSlideShareに負けていませんし、スライド アニメーションが忠実に動作します。
今後はSlideShareと並行利用していきたいと思います。
時間がある方は是非触って、使ってみてくださいね!
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