WHS2011 はWindows 10をしっかりサポートしていました!

今でも現役で稼働しているWindows Home Server 2011(以後WHS2011)、周りの方々からは「まだ使ってるか?」とよく言われます。
何をおっしゃいますか、現役バリバリですよ!!!

話は変わって、WHS2011がWindows 10を正式にサポートした事をご存知でしょうか?
今回は、WHS2011がWindows 10を本当にサポートしたのかを確認してみました。

Windows 10 TP時代

Windows 10 Technical Previewがリリースされた直後に「WHS2011のクライアント コネクターがインストールできるか?」を確認ところ、当時はまともに動作しない状況でした。
何だか懐かしい。
WHS2011 Windows 8.1 Previewへの対応~コネクタ編

最新のWindows 10はどうか?

Windows 10 Pro 64bitを新規インストールしたクライアントPCを用いて動作テストを行いました。

まずはクライアント コネクターのインストール。
インストールは正常に行われました。

以前からよくあるエラー「別のインストールが実行中です」は今回も発生しましたが、この場合はFixItを実行する事で解決できます。
"Cannot connect the computer to the server" error message after you install the client connect on a client computer - Microsoft Support 


次は、サービス。
こちらも問題なし。
※initMonitorの状態がStoppedなのは正常です。


次は、スタートパッドの起動。
「全てのアプリ」一覧から「Windows Home Server 2012 スタートパッド」を起動。
WHS2011に登録したユーザーでサインインしている事が前提ですが、こちらも正常に起動してきました。
スタートパッドの「ダッシュボード」をクリックすると、Windows Home Server 2012ダッシュボード(Remote App)も正常に起動してきました。
追加したクライアントPCはWindows 10 Proとして認識されています。


最後はバックアップ。
こちらも問題なく完走しました。

WHS2011はまだまだ現役だが、そろそろ考えなくては・・・

WHS2011がリリースされてから数年経ちましたが、ブランチ オフィスやSOHOでファイル サーバーとして使う分にはまだ実用的だと思っています。
また、バックアップ ソリューションとしても実用的ですよね。
リモート アクセスに関してはセキュリティ面に不安が残るので、現在は機能を無効にしています。

新しいWindows 10をサポートされた事でEOSまで使う予定ですが、今現在にあったサーバーOSかと言われる「少し無理がある」とも感じています。
※オンプレミスだけで完結する点では無理はありませんが、クラウドなどとの連携はそもそも機能としてありませんから

2016年4月12日までにWindows Server 2012 R2 Essentialsや次世代のサーバーOSの利用を視野に入れないといけませんね。
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