以前からWindows Server 2012 Essentialsの共有フォルダー上にOneNote ノートブックを配置し社内で共有していましたが、Office 365を契約したのでオンプレミスからクラウドへノートブックを移動してみました。
今回は、OneNote ノートブックをオンプレミスからOffice 365へ移動する方法をメモ。
OneNote ノートブックをオンプレミスからOffice 365へ移動する方法
移動するポイントとして、#6のSharePoint サイトのURLを事前に把握する事が大切でした。私の場合、このURLが分からなくて時間を要しました。
- オンプレ上のPCでOneNoteを開く
- [ファイル]→[アカウント]→[サービスの追加]→[ストレージ]→[Office 365 SharePoint]を選択
- [サービスの追加]ウィンドウにOffice 365のユーザー アカウント名→パスワードを順次入力し登録
登録が完了すると、SharePointアイコンのOneDriveとサイトが追加される
- [ファイル]→[情報]から移動したいノートブックのプロパティを開く
- [場所の変更(L)...]をクリック
- [このリモート ノートブックの同期場所の選択]ウィンドウのフォルダー名に[https://<sitename>.sharepoint.com/SiteAssets/]など任意の場所を入力し[選択]ボタンをクリック
- SharePoint Onlineの[サイトのリソース ファイル]上にノートブックが作成されていれば作業完了
余談:OneNoteって何?
OneNoteは2003年にリリースされたMicrosoft社のデジタルノートです。今ではマルチプラットフォーム(Windows, Windows Phone, OS X, iPhone/iPad, Android)で使え、時と場所を選ばずにメモできます。
似たアプリとして、Evernoteが挙げられるのでしょうか。
アプリだけでなく、Microsoft EdgeやChrome、Firefoxなど主要ブラウザのアドインも提供されており、スクラップブックとしても利用可能です。
使い方などはできるネットさんのWebサイトが参考になります。
OneNote 使い方・活用ノウハウの最新記事一覧(1 / 2 ページ)
OneNoteは単なるメモツールとして使うのではなく、Webサービスと連携すると更に使い勝手がよくなります。
私の場合、IFTTTというサービスを使って可能な限りOneNoteに情報を集約しています。
あれ何だっけ?と思ったら、OneNoteで検索すれば大体入っていますから。
連携可能なWebサービスは↓から確認できます。
OneNote Featured Apps
Windows 10にはストア版OneNoteが標準インストールされています。
Microsoft アカウント、又はOffice 365など企業アカウントがあれば直に使えるので、一度触ってみてはどうでしょうか。