移行後に待ち構えているのは今まで使ってきたPSTファイルのデータ移行です。
データ移行方法としてOffice 365 インポート サービスを一番最初に思いつきましたが、PSTファイルのメール データをユーザー自身が簡単に移行出来る方法を見つけたのでメモ。
生まれて初めて「Outlook、お前は使える子だ!」と思いました。
Office 365 インポートサービスとは
Office 365 インポートサービス:その機能、背景、しくみ - コラム詳細 | バラクーダOutlook を使ってフォルダーをD&Dする
ユーザーが行える簡単な移行方法とは、デスクトップ版Outlookを使ってPSTファイル内の受信済みメールをOffice 365上へ移動させます。たったコレだけです。確認できたバージョンは、Outlook 2007と2013、データ移行はメールのみ行いRSSや予定表、タスクなどは対象外とします。
- デスクトップ版Outlook を起動
- Outlook にOffice 365のアカウントを追加
- PSTファイル上のフォルダーをOffice 365のフォルダーへドラッグ&ドロップ(D&D)
- D&D後、同期開始
やるな、Outlook!
ファイルサイズは小さければ移行方法の一つとして使っていきたい
情報システム屋さんはよくご存じかと思いますが、PSTファイルのサイズには上限があります。昔は上限が20GBでしたが、2010以降は50GBなんですね。
仕様の詳細は下記リンクを見てください。
Outlook の (.pst) ファイルおよび (.ost) ファイル容量制限の設定方法
仮にPSTファイルのデータサイズが20GBだとOffice 365 インポート サービスの方がいいのかな?と思っていますが、100-200MB程度なら今回の方法が非常に簡単だと思っています。
公式な移行方法はこっち
自宅に戻ってからこの記事を書いている時にMicrosoft 公式の移行方法を見つけました。公式な移行方法は、[インポート/エクスポート]機能を使うそうです。
前述の方法は偶然見つけたやり方なので、次回は公式に沿って移行してみます。
Outlook .pst ファイルからメール、連絡先、予定表をインポートする - Office のサポート