先日Windows 10 Build 14279へアップグレードしました。
アップグレード後は前の状態に戻す仕組みによりシステム ドライブの空き容量は減りますが、今回は減り方が異常でした。
原因はTempフォルダーに大量の.tempファイルが存在していたため。
今回は、Windows 10 Tempフォルダーに大量の.tempファイルが存在、空き容量を圧迫する問題についてメモ。
130GB前後の空き容量が50GBまで減少
Build 14279へアップデートする前はシステムドライブの空き容量が130GB前後、アップデートし数日経過したところ約50GBまで減少している事に気が付きました。.tempファイルが23,000ほど・・・
空き容量が減少した理由を調査したところ、ユーザープロファイル内のTempフォルダーに以下ファイルが多数存在していました。
- ファイル名は8AAFC508999AACCA!から始まる
- 拡張子は.temp
- ファイル サイズは0B~2.9GB
- ファイル数は約23,000
- 合計サイズは約70GB
対処法
根本的な原因は分かっていませんが、PowerShell からファイルを削除してみました。削除後、同現象は発生していません。
$p = "C:\Users\<username>\AppData\Local\Temp" Remove-Item -Path "$p\*.temp" -Force
なお、Cleanmgr.exeから.tempファイルを削除することはできませんでした。
余談:直前の作業
.tempファイルの最終時間から推測するに、下記2つの作業をしました。これが原因かはわかっていません。- Windows 10 Buid 14279へアップグレード
- アップグレード、OneDriveの同期設定をチェック
- 同期フォダーが一部から全てに変更されていた