1月11日に「パソコンの調子が悪い!そんな時は、信頼性モニター(信頼性履歴の表示)を使ってみよう」という記事を投稿しましたが、@Mustang_TISさんがつぶやかれた「WHS2011で信頼性モニター開いたらグラフが表示されてないんだけど、みんなそう?」とのこと。
確かに我が家のWHS2011もグラフが表示されていない・・・起動できることだけを確認して、内容みてませんでした(>-<)
今回はWHS2011で信頼性モニタを有効にする方法をメモ。
信頼性モニタを有効にする方法
手順の一部にレジストリを編集する箇所があります。
レジストリを誤って触ると最悪Windowsを復旧できない状況になるかもしれませんので、自己責任のもと行ってください。また、事前にレジストリのバックアップをとることをオススメします。
- タスクスケジューラを起動
- [Microsoft]→[Windows]→[RAC]を選択
- [RacTask]の[プロパティ]を開く
- [トリガー]タブ→[指定日時]→[編集]ボタンをクリック
- [編集]にチェックし、[OK]ボタンをクリック
- regeditを起動 (注意すべき操作です)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Reliability Analysis\WMIの[WMI Enable]を0→1に変更 - WHS2011を再起動
再起動後、信頼性モニターの[グラフ]および[信頼性の詳細の表示]が表示されるようになりました!
余談:信頼性モニタとRACについて
信頼性モニタのヘルプを見ればすぐにわかりますが、信頼性モニタはタスクスケジュールに登録されているRAC(Reliability Analysis Component)が取得するデータを使用しています。
最近はヘルプを見るように癖づけています。そのおかげで、今回のとっかかりが分かった次第です。
とはいえ、上記6番の無効だったトリガを有効にして再起動してみましたが、なぜか有効になりませんでした・・・ならばレジストリかなと思ったところ、ちゃんと設定がありました。
経験と感で当たりを見つる事ができましたが、裏付けされた知識がないといつか痛い目にあいそうな予感がしています。時間はありませんが日々の勉強、頑張ります!
ちなみに、今勉強しているのはこの本です。
とある方が購入されているのを知り、私も購入してみました。
お高い本ですが非常に分かりやすいです。個人としてですが、オススメできる一冊です。