2014/11/01

Windows Server 2012 R2 Essentials からWSUSをアンインストールする手順

Windows Server 2012 R2 Essentials にインストールしたWindows Server Update Services(以後WSUS)役割をアンインストールしました。
アンインストールは問題なく完了したかのように思えましたが、Windows Server 2012 R2 Essentials 特有の機能に影響を及ぼす結果に。
今回は、Windows Server 2012 R2 Essentials にインストールしたWSUSをアンインストールする手順をメモ。
今回はかなり焦りました。
尚、本手順は私の環境において確認できたものです。他環境でも通用するか分かりかねますので、事前にバックアップを行ってから作業に当たってください。

Windows Server 2012 のWSUSをアンインストールする方法

Windows Server 2012 にインストールしたWSUS 4.0のアンインストール方法がJapan WSUS Support Team Blog で丁寧に説明されています。
WSUS 4.0 (Windows Server 2012) アンインストール手順 について
これから説明する手順はこの記事がベースになっていますが、同じ手順でアンインストールすると
Windows Server 2012 R2 Essentialsの一機能「リモートWebアクセス」が使えなくなる
ため、+αの設定が必要です。

Windows Server 2012 R2 Essentials のWSUS アンインストール手順

Windows Server 2012 R2 EssentialsにインストールしたWSUSをアンインストールする手順は大きく分けて4つのパートに分かれます。
  1. 役割と機能を削除
  2. フォルダー/ファイルを削除
  3. IIS の設定を削除
  4. グループ ポリシーのリンクを削除(グループ ポリシーを有効にしている場合)

1.役割と機能を削除

  1. Windows Server Update Server (WSUS)のチェックを外す
    20141030_144432_NASUNOSERVER
    20141030_144438_NASUNOSERVER
  2. Windows Internal Databaseのチェックを外す
    20141030_144703_NASUNOSERVER
  3. [必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動]にチェックを入れる
    image
  4. 削除処理が終わり、サーバーが再起動するまで待つ
    image

2.フォルダー/ファイルを削除

WSUSに関連するフォルダー/ファイルを削除します。
今回はPowerShell を使います。
  1. Windows Internal Database用データベース ファイルとログ ファイルを削除
    >Remove-Item C:\Windows\WID\Data\* –Force
    20141030_150039_NASUNOSERVER
  2. 更新プログラム ファイルが格納されているWsusContent フォルダーを削除
    >Remove-Item C:\WSUS\WsusContent -Recurse –Force
私の環境では、WsusContent フォルダーに約15,000ファイル・約80GBとなっていたため、削除に十数分の時間がかかりました。
削除完了まで時間がかかると考えられた方がよいでしょう。
20141031_002950_NASUNOSERVER

3.IIS WSUSの設定を削除

下記設定はIISの削除操作として正しい手順なのか判断出来ませんが、結果的にはうまく動作しています。
  1. IIS [サイト]→[WSUSの管理]を削除
    image
  2. IIS [アプリケーション プール]→[WsusPool]を削除
    20141030_150610_NASUNOSERVER
  3. 管理者権限でcmdを起動し、下記コマンドを実行
    >C:\Windows\System32\inetsrv\appcmd.exe set config -section:system.webServer/httpCompression /-[name='xpress']
    20141031_003755_NASUNOSERVER
  4. IIS [サーバーの管理]→[再起動]をクリック
    image
設定をする際の注意点は二つ。
#1と#2を逆に操作すると削除できない
アプリケーション プール[WsusPool]を削除しようとすると下記エラーが発生します。
この操作の実行中にエラーが発生しました。
詳細:
8 個のアプリケーションが含まれてるため、アプリケーション プール 'WsusPool'を削除できません。
image
アプリケーション プールにアプリケーションが割り当てられていない場合は、そのアプリケーション プールを削除できます。 ただし、アプリケーション プールにアプリケーションが割り当てられている場合は、そうしたアプリケーションを別のアプリケーション プールに割り当てた後に元のアプリケーション プールを削除する必要があります
と説明されていたのでサイトに登録されたアプリケーションを全て削除してみましたが、結果うまくアプリケーション プールの削除が出来ませんでした。
正しいやり方がお分かりの方がいらっしゃれば、是非コメントください。

#1+#2+#4の操作のみだと、RWAに接続できない
最初のアンインストール作業後、
Windows Server 2012 R2 Essentials の一機能「リモートWebアクセス」にアクセス出来なくなる
現象に悩まされました。
ブラウザでhttps://xxx.remotewebaccess.com にアクセスすると、Internal Server Error 500番が表示されます。
2014-10-30_145851
#3の設定はこの現象を解決するためのコマンドです。
このコマンドを実行することでApplicationhost.config ファイル(XML形式)のWSUSに関する設定を削除します。
この対処法は、「CCMEXEC.COM」さんのブログ記事で説明されています。
この記事がなければ正しいWSUSのアンインストール作業が完了できなかっただけに、大変助かりました。
Uninstalling WSUS on Primary Site server causing HTTP Error 500 - CCMEXEC.COM – System Center blog
なお、Applicationhost.config ファイルはc:\Windows\System32\inetsrv\config フォルダーに格納されています。
20141030_165148_NASUNOSERVER

4.グループ ポリシー のリンクを削除

Windows Server 2012 R2 Essentials は Active Directory ドメイン サービスが必須な製品。
私の場合、グループ ポリシーでWSUSの設定を各クライアントに適用させていましたので、下記設定も一緒に行いました。
  1. [グループ ポリシーの管理]を起動
    image
  2. リンクされたグループ ポリシー オブジェクトを削除
    2014-11-01_000229
場合によりけりですが、今後WSUSを再度インストールする場合が考えられるなら、[グループ ポリシー オブジェクト]配下のWSUS オブジェクトはそのままにしておいた方が便利です。
作り直す手間がかかりませんので。

一般的に、WSUSを後からアンインストールする行為はありえないないはずですよね。
理由は、システム管理上WSUSが必要であるからインストールし運用する訳でして。
テスト環境にインストールしテストした結果「これでは使いない」→「初期化して再テスト」というのが一般的なシナリオなのかなと思っています。
と言っても、シナリオにない操作を確認しておく必要もあるなと思い、本記事を書いてみた次第です。
参考にしたサイト
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