2015/09/07

Windows Server Essentials のAnywhere Accessに独自ドメインを設定する①~ドメインとSSL証明書を購入

以前から試してみたかったWindows Server Essentials のAnywhere Access用ドメインを独自ドメインへ変更してみました。
変更するためには、別途ドメインとSSLサーバ証明書と各種設定が必要です。

第1回目は、Windows Server 2012 R2 EssentialsのAnywhere Accessに独自ドメインとSSLサーバ証明書を複数年分購入する方法をご紹介します。
個人で購入・運用する事を前提とし、目標金額は3年で税込5000円未満としました。

目的:独自ドメインの設定方法を理解する

Windows Server 2012 R2 Essentials(以後WSE)にはAnywhere Accessという機能があります。
この機能の一つにリモート Web アクセスがあり、ドメインを設定する事でブラウザーからサーバーに接続、登録されたコンピューターやファイルにアクセスできるようになります。
Anywhere Access機能とはRWA+VPN+DAである~Windows Server 2012 R2 Essentials
ドメインは2種類のうち1つを選択、設定できます。
  • 無料ドメイン(https://*.remotewebaccess.com)
  • 独自ドメイン(例 https://remote.hoge.com)
今まで無料ドメインを使っていましたが、独自ドメインの設定方法を理解していなかったので試してみた次第です。

ゴール:独自ドメインを設定する

ゴールはAnywhere Accessのドメインに独自ドメインを設定する事です。

下記画像の上は今まで利用してきた無料ドメインのURL、下はゴールとなる独自ドメインを設定したURLです。

準備したもの

今回準備したものは3点です。
  • 独自ドメイン
  • SSLサーバ証明書
  • 固定IPアドレス(グローバル) 
ビジネスで使用する事を前提としたため、全て費用が発生しています。

    作業の流れ

    リモート Web アクセスのドメインを独自ドメインへ変更する全体の流れは下記のとおりです。
    今回は、1,2について説明します。 
    1. 独自ドメインを購入する
    2. SSLサーバ証明書を購入する
    3. 独自ドメインのDNSにAレコードを登録
    4. IISの管理画面からCSRを生成
    5. CSRを認証局へ提出、SSLサーバ証明書を発行
    6. IISへSSLサーバ証明書をインストール
    7. pfx ファイルをエクスポート
    8. WSEのAnywhere Access画面から独自ドメインをセットアップ

      1.独自ドメインを購入する

      まずはドメインを購入します。
      ドメインを販売するドメイン ネーム サービス プロバイダーは多数ありますが、今回はいつも使っているお名前.comから購入しました。
      1年目が安価に提供されている点、また設定画面に慣れている点が購入動機です。



      提供しているドメイン数があまりにも多いため、更新料が安いものを探してみました。
      ドメインの種類と料金一覧 - お名前.com
      ページにフィルター機能がないため目視で確認、3年で3000円未満を選択します。
      今回は、ドメインの文字数が少ないworkドメインを選定しました。
      ※なお、下記が価格は2015/09/05時点のものです。1年目の値段はキャンペーンによって変動します。
      2000円未満
      • .click
      3000円未満
      • .work
      • .tokyo
      • .nagoya
      • .yokohama
      • .okinawa
      • .ryukyu
      余談)50万円以上
      .rich ドメインは3年で75万円です。お金に余裕がある方は是非どうぞ!

      2.SSLサーバ証明書を購入する

      SSLサーバ証明書を個人で買う=高いイメージが今までありました。
      最近になってさくらインターネットさんが契約ユーザーに対し非常に安価な価格で提供しており、身近になった感があります。

      今回は、Microsoft MVPの知人から教えて頂いたSSLs.comからComodo社のPositiveSSLを3年分購入しました。
      複数年の場合は3年で14.97ドル、Paypalで支払ったところ日本円は1866円でした。
      1年あたり600円弱と非常に安価です。
      SSLサーバ証明書として本当に使えるのか?と思いつつ使用した結果、普通に使用できました。



      なお、SSLs.comは英語サイトです。
      購入時、証明書の発行時に手惑うかもしれませんが、MicrosoftのTechnet ライブラリやmsdn ライブラリの英文に比べれば遥かに簡単です。
      一度はチャレンジしてはどうでしょうか。

      2015.09.15 加筆
      格安でSSLサーバ証明書が購入できるサイト+αについて記事を投稿しました。
      格安SSLサーバ証明書が購入できるサイト+α

      支払合計:3年分で4523円!

      今回は3年分のドメイン+SSLサーバ証明書を購入したところ支払合計額は4523円でした。
      • ドメイン:2657円*
      • SSLサーバ証明書:1866円
      *workドメイン & whois情報公開代行付

      1ドメイン年間1500円、月間コーヒー缶1本分なので、お小遣いの範疇で何とでもなります。
      安く維持できるって素敵な事ですね!

      次回はDNSにAレコードを追加、SSLサーバ証明書を発行CSRを生成する内容を投稿します。
      お楽しみに!

      第2回目の記事、投稿しました。
      Windows Server Essentials のAnywhere Accessに独自ドメインを設定する②~Aレコードの登録とCSRの生成
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